昨季Jリーグ王者の横浜Mが4得点を挙げ、オーストラリア王者のシドニーFCに完勝した。前半12分にFWオナイウが左ミドルをねじ込むと、同31、33分には昨季JリーグMVPのFW仲川が連続得点。後半6分には再びオナイウがトドメのゴールを押し込んだ。
横浜Mは敵陣でパスをつなぎ、シドニーを翻弄(ほんろう)し続けた。ボールを奪われても、そのまま連動したハイプレスを完遂し、ショートカウンターから好機を作り続けた。攻守のハードワークが勝利の原動力となり、ポステコグルー監督は「みんなに『横浜Mはハードワークしている』と言われるが、自動車工場で働いている人や道路整備している人の方がよりハードワークしている」と指摘。その上で、「(選手たちは)好きなことを仕事にしていることをかみしめ、朝、起きた時、最高の気持ちで練習に向かってほしい」と話した。