春の雨の名前。2018.04.14 06:03 窓の外は雨です。雨はお好きですか? もともと雨降りが好きです。ちょっとくらいの雨だったら、傘なんてささずに雨に濡れたいと思うくらいには。 春の、草花や木々の芽吹きや成長をうながすようなやわらかい雨は、四季のなかでもとりわけ美しい雨のように思います。 今朝、雨が降っているのを見た...
映画「パターソン」と長田弘著『なつかしい時間』、詩人的世界のとらえ方について。2018.04.13 14:1412月末。映画「パターソン」を日田市のリベルテで鑑賞。 ニューヨーク郊外、ニュージャージー州のパターソンに住む、パターソンという名前のバスの運転主をしている男性のありふれた日常の話です。彼は美しくチャーミングで独創的な妻ローラと暮らし、日々感じたことを詩にしたためるのが楽しみとい...
片付けについて。(日々の雑感)2018.04.12 02:22 片付けって昔からとっても苦手です。片付け上手な人のことってほんとうに尊敬します。 写真は今現在ぱこぱことキーボードを叩いている机の上の右側のようす。これはましな方で、パソコンの裏っかわにはもうすこし汚く本と書類が重なっています。 でも実はここ1ヶ月くらいでもかなりきれいな状態な...
心ざわつく日に読んだもの。(長めの読書日記)2018.04.10 17:55 居間から窓の外を眺めると、ついこの間まで白い可憐な花を咲かせていたと思っていた梅が、今ではあざやかな若葉が美しい木になっていることに、季節のうつろいのあまりの早さに息をのむ思いです。 12月いっぱいで仕事を辞めて、ひたすら休んだり遊んだりしていたこの4ヶ月弱に終止符をうち、いよ...
月をながめる美しい猫(日々の雑感)2018.04.08 14:33先週のある夜、ふらふらと夜の街を歩いていました。ある路地の、ある家の前。引き戸の玄関がほんのわずかだけ開いていて無用心だなと足を止めたのです。そうして、なんでかわからずふと屋根を見上げました。そこには、猫がいました。凛とした空気を漂わせた猫が。私はその猫を思わずじっと見つめ、その...
技術について。入稿を終えた朝に思うこと(長めの雑感)2018.04.06 23:15 昨夜、ようやく入稿が終わりました。 先が見えてきたと思ってからのなんと長かったことか。ラストスパートと思ってゴールよりもずいぶん前から頑張りすぎてリタイア寸前の人のような感じでした。 内容としては16ページから頑張りすぎて24ページになり、ご協力いただく方も増えておりますので、...
桜のまわり(日々の雑感)2018.03.31 02:05 実をいうと満開の桜というものがあまり好きではありません。 桜は咲きはじめや散りぎわ、山の中にぽつりぽつりと咲く山桜が好みです。もうそろそろ私の好きな頃合いかと思い、久しぶりにすっきりと目覚めた今朝、桜を見に行ってみました。 夜が明けたとはいえ、まだ日の出まえ。お昼どきのあたたか...
月とひばり(日々の雑感)2018.03.23 20:16日が傾きかけた散歩の帰り道、田んぼのなかをのんびり歩いていたら、ひばりのなく声がしました。 春、誰かを求めてかわいらしく鳴く彼らの声は、ちいさなころからなじんだものです。育った土地は、ただただ田んぼと蓮根畑と湖しかなく、とにかく青空が広いところでした。 あぜ道には草花たちがピンク...
詩的な夜(本日の短い雑感)2018.03.21 14:22 花冷えというには寒すぎる一日が終わっていこうとしています。 今日はテヒマニvol.2の原稿がほぼ出そろった日になりました。 そんな嬉しい日の夜の入り口に、街中をぶらぶらと散歩してきました。お宮さんのやたらに白くて丸い電球がちかちかと明滅し、水路にかけられた鯉のぼりがちらちらとひ...
深夜のファミレスが好き(日々の雑感)2018.03.10 15:06今夜はファミリーレストランにて作業中です。昨日今日はほとんど作業をすすめられなかったので、すこしでも進めようと起爆剤として土曜の夜、一人寂しくファミレスにやって来ました。一人は本当ですが、寂しくは嘘です。翌日がお休みの日、金曜日や土曜日のファミレスが好きです。いろんな人たちがやっ...
映画好きって言えるほどではなく(日々の雑感)2018.02.21 15:13 ちょっとだけ空気がぬるみ、日暮れがすこし遅くなって来たりで、春の予感を感じる今日この頃ですね。先週から次号テヒマニの資料を買い集めたり読んだり、執筆していただく方に連絡をとったりをしています。 一昨日はちょっとだけ頭を使う資料を読み、昨日は以前から手をつけたかった我が家のリビン...
うきはの散歩、はじめました。(雑感)2018.02.12 14:04昨夜の雪は思ったよりも積もらず、起きてみるとうっすら雪化粧の朝でした。朝ごはんを軽く済ませ、早速カメラ片手に散歩に出てみると、そこに広がっていたのははっとするほどに美しいうきはでした。転がった八朔と雪、遠くに見える杷木の山、神社の石段に残る小さな動物の足跡、なったままのカラスウリ...