外出控えるように指示か…不法滞在の外国人働かせた容疑で逮捕の社長 派遣先まで“バスで送迎”
在留資格のないベトナム人を働かせていたとして逮捕された愛知県瀬戸市の人材派遣会社の社長が、不法就労が発覚しないようベトナム人らに外出を控えるよう指示していたとみられることが分かりました。
瀬戸市の人材派遣会社社長・近藤靖暢容疑者(45)は、在留資格のないベトナム人を自動車部品の工場に派遣した入管難民法違反・不法就労助長の疑いで、20日朝送検されました。
近藤容疑者は「不法残留と分かっていたわけではない」と容疑を否認していますが、警察によりますと、不法就労が発覚しないようベトナム人らに外出を控えるように指示していたとみられることが新たに分かりました。
また、ベトナム人らを会社の寮に住ませ、工場までバスで送迎していたということです。