第三セクターのしなの鉄道(長野県上田市)とえちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は、4月に観光列車を相互乗り入れする。10日にえちごトキめきの「雪月花」が上田―高田間、11日にしなの鉄道の「ろくもん」が上田―高田―直江津間を走る。乗客は普段見られない車窓からの風景や食事を楽しめる。相互乗り入れの企画は、3回目となる。
雪月花は高田―上田間を往復する。往路の「ちくまコース」の食事はフレンチで、価格は1万9800円。復路の「さくらコース」はイタリアンの軽食やデザートを楽しめる。価格は1万6800円。定員はそれぞれ37人を予定している。
ろくもんの往路は上田―直江津間、復路は高田―上田間を走る。往復の両方でコース料理の食事付きプランとお弁当プランを用意。価格は食事付きプランが1万9800円で弁当プランは、1万2800円。往復で各72人を募集する。
雪月花の予約は電話のみ、ろくもんは電話とインターネットで21日から受け付ける。