「新型コロナ情報まとめ」各種感染症対策をすればリスクを下げられるのか？マスクで予防はきびしい？

COVID-19

世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は17日の記者会見で、新型コロナウイルスによる新型肺炎（COVID19）は「重症急性呼吸器症候群（SARS）や中東呼吸器症候群（MERS）ほど致命的なものではないとみられる」と述べ、致死率は比較的低いとの見解を示しました。

テドロス氏の情報によると中国が新型コロナウイルス感染者約4万4千人分のデータを提供し、約8割が軽症で、約14％は肺炎や息切れが起きる重症化する。

その中の約5％が呼吸困難や多臓器不全を起こし重体となり、致死率は約2％で、高齢者ほど危険性が増す可能性があります。

子どもの感染例は比較的少ないが、さらなる調査が必要だとしている。現在は、子ども場合は症状が軽いとされています。

https://www.google.co.jp/amp/s/www.sciencealert.com/this-is-what-the-covid-19-virus-looks-like-under-electron-microscopes/amp

アメリカのインフルエンザは？

ＣＮＮでは、米国でインフルエンザの猛威が続いています。

米疾病対策センターによると、今シーズンの感染者は全米で少なくとも2600万人、死者は少なくとも1万4000年に増えました。

米国立アレルギー・感染症研究所によると、昨年から始まったインフルエンザシーズンは、過去10年で最悪級の状況が予想されています。

これまでに少なくとも25万人が、インフルエンザによる合併症のために入院。猛威が続く中、この数はさらに増えると予想されています。

今シーズンのインフルエンザで死亡した1万4000人のうち、少なくとも92人は子どもでした。

インフルエンザは２次感染が起きると危険性が増します。これは免疫系が弱っていることによるもので、細菌やウイルス感染の合併症によって症状が悪化します。

慢性疾患の既往症がある人も、インフルエンザの合併症を起こす危険が大きいとかんがえられます。合併症による新型肺炎、心臓や脳の炎症、臓器不全のため死に至ることも考えられます。

インフルエンザはウイルスが毎年変異することから対応が難しく、そのシーズンに優勢なウイルスが、それまでの年より毒性が強まることもあります。それが感染者数や症状の重さに影響しています。　

新型肺炎とインフルエンザは両方とも気を付けなければなりません。特にインフルエンザ後は免疫力が低下するので要注意を。

クルーズ船・ダイアモンドプリンス

新型肺炎の集団感染が起こっているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗船した神戸大医学部の岩田健太郎教授（感染症内科）が、船内の感染対策が不十分だと動画投稿サイト「YouTube」で問題提起し、反響を呼んでいます。

この中で岩田教授は、船内では安全なゾーンと危険なゾーンの区分ができていないと指摘しています。

「感染がどんどん起きていても、それに全く気付かなければ対応すらできない」

岩田氏は災害派遣医療チームの一員として乗船されました。岩田教授は動画で、感染症対策の鉄則として「ウイルスがない安全なグリーンゾーンと、ウイルスがあるかもしれないレッドゾーンをきちっと分け、レッドゾーンでは防護服をつけることでウイルスから身を守る」と説明されていました。

しかし「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内では「どこの絨毯、どこの手すりにウイルスがいるかまったくわからない。そういうなかで、いろんな人がマスクをつけたりつけなかったりする」とし、「熱のある方が部屋を出て医務室に行ったりするというのが通常に行われている」とも説明されました。マスクの付け外しはマスクの予防効果を逆効果にします。マスクをつけてもコットンを通り抜けて、ウイルスは侵入します。予防効果は呼吸するとマスク中の湿度が高くなり予防効果が期待されます。しかし、1度でも外してしまうと、乾燥して呼吸をするとウイルスが侵入します。

また、今回クルーズ船では感染対策の専門家が１人も常駐していないと問題点を指摘していました。

予防法

｢手洗い｣や｢うがい｣は、普通のかぜやインフルエンザの他にも様々な感染症を予防するためにとても効果的です。どんなに気をつけていても、私たちは毎日いろいろなものに触れていて、想像以上にたくさんの細菌などの微生物に汚染されています。

しっかり手洗い、うがいをしているつもりでも、間違った方法のため効果が得られていないことも多いようです。

これまで感染対策においては石けんと流水による手洗いが重要視されてきましたが、2002年に発行されたCDCの「医療現場における手指衛生のためのガイドライン」により、その考え方が大きく変化し、速乾性アルコール製剤による手指消毒が高く評価されるようになりました。ちなみに、アルコールを飲むのは消毒にはなりません。

参考元

https://www.cnn.co.jp/usa/35149610.html

https://shop.saraya.com/hygiene/category/hand_hygiene.html

まとめ

今回の新型コロナウイルスの情報は多く発信されています。当ブログの情報も確実でないかもしれません。情報量が多いので一つだけの情報だけを信じず自分で調べて考えるようにしましょう。