散歩中、警察官をガブリ! 犬の飼い主を重過失傷害容疑で書類送検 岐阜
飼い犬の安全対策を怠り、警察官にかみつきけがをさせたとして、岐阜県加茂署は17日、美濃加茂市のアルバイト男性(69)を重過失傷害容疑で岐阜地検御嵩支部に書類送検した。容疑を認めているという。
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送検容疑は2019年10月21日午後3時25分ごろ、美濃加茂市太田町内の市道で、交通監視をしていた同署地域課みの太田駅北交番勤務の男性警察官2人に、散歩中のシェパードがかみつき、左腕にけがをさせたとしている。
同署によると、シェパードは4歳の雄で、体重34キロ。犬は過去に5回、歩行者や自転車の運転者らにかみつくなどしていた。男性は、保健所からリードを短く持つことや、かみつきを防止する口輪の装着などを指導されていたが、従わずに散歩させていたという。【沼田亮】