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[ニューオープン]
2020.02.19
野方に「野方 たん純」が開業。ベイシックスの系譜をひく三鷹の焼鳥店「鶏や まると」出身の店主が、敢えて焼鳥を封印し界隈に少ない牛タン一本で勝負をかける
2019年11月16日にオープンした牛タン専門居酒屋「野方 たん純」は、三鷹の人気焼鳥店「鶏や まると」で修業を積んできた粕谷純氏による独立第一店舗だ。当初は焼鳥と牛タンの二枚看板で業態を構想するも、先輩のアドバイスや立地面を鑑みて、焼鳥の看板を外して牛タン1本に路線変更するという紆余曲折を経てオープン。結果、この界隈で希少な牛タン専門店として注目を浴び、オープンからわずか3カ月ながら、毎日多くのお客で大賑わいとなるサクセスストーリーを歩んでいる。
- 野方の街の中でも、帰宅する地元民が最も多く往来する、商店街の通り沿いに立地。ファサードは、やや高級感を出しつつも、窓を広めに作り、入りやすくなるよう工夫している
- 事前に通りの交通量調査を行っていた粕谷氏は、ファミリー層が多いことに気付き、カウンターとテーブルのほか、店の奥に個室も設けた
- オープン直前に完成した名物「熟成 厚切り牛たん焼き」。熟成の技術は、牛タン専門店で働く友人からの情報や、他店舗の技術などから研究した
- もうひとつの名物「タンシチュー串」と「瀬戸田レモンサワー」。「タンシチュー串」は、お客の注文意欲を誘うべく、鍋をカウンターに置いている