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GDP年6.3%減、消費増税は最悪だったと判明…安倍政権が「景気後退」を招いた可能性

文=高橋洋一/政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授
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(1)と(2)は08年9リーマンショック、(3)は14年4月の前回消費増税、(4)は19年10月の今回の消費増税、(5)は11年3月の東日本大震災によるものだ。統計数字はウソをつかず、リーマンショックでは輸出減から始まりGDPが低下し、消費増税ではもろに消費に悪影響を与えてGDPを低下させているのがはっきりわかる。

 いずれにしても、過去のデータから見ると、GDPを大きく低下させたのは、リーマンショック、消費増税、東日本大震災だった。このうちリーマンショックと東日本大震災は外的要因であり、不可避であったが、消費増税は政治判断の結果であり、避けようと思えばできたはずだ。

 しかも、今回の10-12月期は新型肺炎の影響はない。今年1-3月期の数字は5月中旬に公表されるが、再びマイナスの可能性もあり、2期連続マイナス成長なら景気後退になる。昨年の消費増税は最悪のタイミングだった。

(文=高橋洋一/政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授)

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