逮捕前には「絶対ない」と否定も…不法滞在の外国人雇い工場等に派遣 人材派遣会社の社長逮捕
不法滞在のベトナム人らを工場に派遣し働かせていたとして、愛知県警は瀬戸市の人材派遣会社社長の男を逮捕しました。
逮捕されたのは、愛知県瀬戸市の人材派遣会社社長・近藤靖暢容疑者(45)です。
近藤容疑者は日本に在留資格のないベトナム人の男らを雇い、瀬戸市内の自動車部品の工場などに派遣した不法就労助長の疑いが持たれていて、愛知県警は19日朝から近藤容疑者立ち合いのもと、自宅を捜索しました。
愛知県警などは雇われていたベトナム人ら22人を不法残留の疑いですでに検挙していますが、近藤容疑者は逮捕前、取材に関与を否定していました。
逮捕前の近藤容疑者:
「(Q.違法に雇っている認識は?)それは絶対ないですね。当然面接の時に、先ほど申し上げたような在留カードの提示と、そのカードが失効しているかどうかがパソコンで調べられますので」