乗用車が電柱に激突、18歳2人死亡 岡山の県道

2013/5/5付

3日午後9時15分ごろ、岡山県美作市真加部の県道で乗用車がガードレールに衝突後、電柱にぶつかって大破した。乗っていたいずれも18歳の少年6人のうち2人が死亡し、4人が骨折などの重軽傷を負った。

岡山県警によると、死亡したのは、運転していた専門学校生、岡田啓太さん=京都府京田辺市興戸若宮=と、助手席の船員、森藤星舟さん=岡山県美作市大井が丘。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。乗用車は道路左側のガードレールに衝突した後、ガードレールを乗り越え、電柱に激突したとみられる。車の定員は5人だった。

6人は地元の友達で、岡田さんは美作市に帰省中。6人で同県奈義町へ食事に行く途中だった。

近くを走行していた男性から「車がガードレールに衝突し、ぐちゃぐちゃになっている」と美作署に通報があった。車は天井部分などが大破していた。県警は負傷した4人から事情を聴き、事故原因を詳しく調べる。

現場は中国自動車道美作インターチェンジの北約7キロで、緩やかなカーブが続く山間の県道。

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