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 メルカリは18日、新型コロナウイルスによる肺炎感染の防止策として、在宅勤務や時差通勤を全国で導入すると発表した。期間は19日から28日まで。その後は状況にあわせて対応する。

 東京では原則として在宅勤務とし、出社は必要がある場合のみとする。仙台、大阪、福岡では朝夕のピークタイムを避けた時差通勤を促す。上司の判断で在宅勤務も可能という。

 国内外の出張や業務としての会食、他社のイベント参加などは原則として禁止する。社内外での会議、採用面接、主催イベントなどは原則オンラインで実施するという。

 楽天も18日、これまで一部従業員を対象としていた在宅勤務を19日から全従業員に広げると発表した。通勤のピークタイムを避ける時差通勤についても全従業員にすすめる。まず東京・二子玉川の本社を対象に始め、全国に順次広げる。

 対面での社内会議の開催も原則禁止し、テレビ会議での実施を推奨する。社内研修も原則延期に。今後、楽天が主催するイベントについては、感染拡大の状況を慎重に勘案したうえで判断するという。(栗林史子)