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2020年2月18日 紙面から
新しいフォームで投げ込む吉見=北谷球場で(今泉慶太撮影)
中日の吉見一起投手(35)が2つの大幅チェンジに乗り出した。ひとつはプレートの足の置き位置を三塁側から一塁側へと変更。もうひとつはノーワインドアップからの投球時、グラブと手の使い方を巨人・菅野と同じ動作に変えた。吉見は17日は北谷球場で行われた練習でブルペン入りし、58球を投げた。
ブルペンで熱のこもった投球をする吉見。ただ、キャンプイン当初とはなにか違う。それがプレートの足の置き位置だった。これまでずっと軸足となる右足を三塁側に置いていたが、一塁側へと変えていた。
「ラプソードの分析で、僕の球はシュート成分が多いのが分かったんです。それを生かすために、一塁側へ変えました」。今季から球団が導入したデータ解析のための新兵器、ラプソード。その数値から、自身をより生かすスタイルに変えた。
今キャンプ、精密機械と言われた男が、右打者の外角低めに投げきれずに苦労していた。9日のシート打撃では打者8人に5安打。精彩を欠き、その後、修正に乗り出していた。
プレートの一塁側に立ってシュートを投げると、「右バッターの内をよりえぐれるし、左バッターには、はやりのフロントドアを投げられる」と言う。黒田(元ヤンキース、広島)や松坂(西武)も武器とした打者が死球かと思うところから、ストライクゾーンへと曲がるフロントドア。シュート成分を生かし、左打者への秘密兵器にする。
それだけではない。ノーワインドアップの構えから両手を上げる位置を、より高く後ろにした。これは菅野(巨人)と共通する動きで、吉見は「菅野はもっと動きが大きいけど、それと同じような感じです」と説明した。これにより、打者は球の出どころが見にくくなる。
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