- 就職、転職に有利なおすすめプログラミング言語はどれだろう?人気のプログラミング言語が知りたい
本記事では上記の疑問に答えていきます。
結論から言うと、就職、転職市場で人気のプログラミング言語は以下の3つです。
- Java
- PHP
- Ruby
この3つです。
これを書いている僕は、未経験からプログラミングスクールを使ってスキルを習得。現在は「転職支援」の仕事を会社員としてやりながら、培ったプログラミングスキルを利用して「副業」をし、会社員以上の収入を副業から得ています。
転職支援の仕事では、多くのIT/Web企業の経営者や人事部長と日々接点を持っており、どのプログラミング言語が就職、転職で有利となるか、リアルな実態も把握しています。
そのような立場から、エンジニア転職市場でJava、PHP、Rubyが有利な理由を始め、ニーズ別でのプログラミング言語のおすすめな選び方も本記事で解説します。
どのプログラミング言語を学ぶか悩んでいるなら、記事を読めば答えが見つかりますよ。5分あれば十分読めるので、良ければ続きをどうぞ。
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目次 [show]
就職、転職で求人数が最も多いプログラミング言語とは?【Java、PHP、Rubyの3つ】
冒頭の通り、就職、転職で有利なプログラミング言語3つはJava、PHP、Rubyです。
なぜ有利かというと、シンプルに需要が高い言語だからです。言い換えると、エンジニアの供給数に対し、求人数が多いんですよね。
百聞は一見にしかず、実際の求人数を見てみましょう。以下は、プログラミング言語別の求人数の比率ランキングです。
出典:レバテックフリーランス
このデータからわかる通り、
- Java
- PHP
- Ruby
このように、Javaは全体の26.9%で1位、PHPは19.3%で2位と、求人件数が上位なんですよね。Rubyは6.0%で6位ですが、直近特に需要が伸びており、今後も更に伸びていくと予想される代表的言語です。
求人件数が多いということはつまり、企業からの需要が強いということです。
転職サイトを見て、求人数が10件しかないプログラミング言語と、求人数が100件あるプログラミング言語があるなら、100件ある言語の方が就職できそうな気がしませんか?
当然その通りなので、プログラミング言語を学んで就職や転職を目指すなら、JavaやPHP、Rubyのように「求人数が多い言語」を学ぶべきです。
就職、転職に有利な3つのプログラミング言語の特徴
ここで、Java、PHP、Rubyの3つに関して、簡単な特徴を整理しておきます。
1. Javaの特徴
大規模システム開発などによく用いられるプログラミング言語です。求人数はあらゆる言語の中でも最多で、需要の高いプログラミング言語といえば「Java」という存在です。
Evernoteなど
2. PHPの特徴
Web系企業で用いられるプログラミング言語で、Javaに次いで2番の需要を誇ります。
WebサイトやECサイト開発、Webサービス開発などに用いられます。就職、転職の求人はもちろん、副業やフリーランス求人も豊富なプログラミング言語です。
facebook、Wikipediaなど
3. Rubyの特徴
PHP同様、Web系企業で多く利用されているプログラミング言語です。
Webサービスにメインで利用されるプログラミング言語であり、まだまだRubyができるエンジニアは不足しています。そのため、フリーランスエンジニアとして独立すると、年収1,000万円も狙える言語です。リモートワークなど柔軟な働き方もしやすいです。
食べログ、クックパッドなど
就職、転職を目指すならどのプログラミング言語を選ぶべき?【ニーズによって変わる】
結論、ニーズによって選ぶべき言語が変わります。
僕が様々な企業を見てきた結果からいうと、以下の通りに選ぶと間違いないです。
- 就職市場で最も需要の高い言語を学びたい、常駐スタイルで働きたい→Java
- Web系企業で働きたい、リモートワークなど自由な働き方がしたい→Ruby、PHPがおすすめ
まずJavaですが、需要が最も高いプログラミング言語であり、間違いない選択肢の一つです。
Javaは収入面でも優れているため、需要の高いプログラミング言語を学び、しっかり稼ぎたい場合は、その想いを実現することができます。
一方Javaのデメリットは、リモートワーク案件など、働き方の自由度があまり高くないことです。案件も基本的に大規模システム開発のオフィス常駐案件が多いため、どちらかというとサラリーマン的な働き方がしたい場合に向いています。
一方PHPとRubyはWeb系言語としてWeb系企業に需要が特に高いです。最近のWeb系企業は働き方が柔軟な会社が多く、リモートワークはもちろん、週3勤務や副業OKなど、自由な働き方を実現することが可能です。
Javaと比較すると求人数は落ちるものの、PHPは不動の2位ですし、Rubyの求人数も日々増加してきています。
また、フリーランスとして独立して稼ぎやすいのもRubyやPHPの特徴ですね。数ヶ月勉強してエンジニア就職し、実務経験を1〜2年ほど積めば、フリーランスエンジニアとして月給50万円以上くらいは固く目指していけます。
なので、お金に困ることなく、人生の自由度も同時に追求していきたい人は、PHPやRubyを学ぶと良いです。
プログラミング言語は2つ以上学ぶと就職、転職の幅が広がる
ここまで読んで、「それでもどのプログラミング言語を選んだら良いかわからない」と思うかもしれません。
上記の通り、プログラミング言語は1つでなく、2つ以上学ぶとその分就職や転職に有利になります。
なので、最初の言語選びで悩む必要はないかなと。むしろ、悩んでいる時間があれば、一つの言語の基礎は習得できてしまいますよ。
とはいえ、いきなり2つを同時に学ぶことは工数の関係でおすすめできないことも事実。
なので初心者の場合、まず最初は「学びやすい言語」から選ぶと良いです。
そうすることで、プログラミングに早く慣れることができ、結果として2つ目以降のプログラミング言語を習得することも容易になります。
ですから初心者の場合、「学びやすい言語」を選びましょう。
初心者でも習得しやすいのはPHPとRuby
その点で、初心者でも学びやすいプログラミング言語はPHPとRubyです。
どちらもプログラミング言語の中では難易度が易しい言語なので、初めてのプログラミングにぴったりですね。
一方Javaは、PHPやRubyと比較すると、構造が複雑な言語のため、習得ハードルは上がります。個人的に、初心者向けのプログラミング言語ではないと思っています。
RubyとPHPはどっちを選べばいいか?【おすすめはRuby】
- 案件数の多さ、副業のしやすさを重視→PHP
- 副業や独立時の収入の大きさを重視→Ruby
PHPとRubyで迷ったら、選び方は上記がおすすめです。
PHPは、求人数がJavaに次いで多いことから、就職先や転職先が見つかりやすいことがメリットです。加えて、副業できる案件も多く、早期に個人で稼ぐ体験を積むことが可能です。
一方Rubyの場合、なんといっても魅力は収入の伸び代です。
Rubyができるエンジニアは需要が高く、実務経験を1〜2年ほど積んでフリーランスエンジニアになれば、月収60万円以上は割と固く目指せ、年収1,000万円クラスも十分到達できます。
大きく稼ぎたいなら、Rubyの方がおすすめですね。
ちなみに僕は最初の言語としてRubyを選びました。結論、Rubyを選んでよかったなと思います。
Rubyを学んだ後にPHPは学べますし、Javaも習得できます。なので、もし迷ったら、Rubyを勉強しておけば、就職、転職できるだけでなく、中長期的に良い人生を歩めると思いますよ。
参考までに、Ruby、PHP、Javaが学べるプログラミングスクールは以下の記事でまとめています。
僕自身、実際に複数のプログラミングスクールを利用してスキルを習得しました。実体験や取材を通じ、本当に学習効果の高かったプログラミングスクールを厳選しているので、良ければ参考にどうぞ。
まとめ
記事の内容をまとめます。
- 求人数が多い言語はJava、PHP、Ruby
- 初心者であればRubyとPHPが学びやすい
- 迷ったら、収入の伸び代が大きく自由度も高いRubyがおすすめ
上記の通りです。
最後に、いまはエンジニアは本当に人手不足が深刻化しています。そのため、学歴や経歴関係なしに、プログラミングを学習すれば、たった数ヶ月でもエンジニアになることができるんですよね。
エンジニアとして実務経験を1〜2年ほど積めばフリーランスエンジニアとして独立できます。フリーランスエンジニアになれば、年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務などの働き方も実現できます。
僕は転職支援の仕事をしていろんな仕事を見ているので痛感しますが、これだけ短期間で、これだけの高待遇を得られる仕事は他にはないですよ。
もちろん相応の努力は必要ですが、努力がこれだけ短期間で、しかも高い確率で報われる仕事は、エンジニア以外にないと思います。
だからこそ、本当に行動するかどうかだけの差なんですよね。人生は待っていても一向に変わりません。だからこそ、まずは行動を起こすことが必要ですね。