2020-02-17

VTuber業界限界課題が見えてきている

どれだけ面白くても業界の規模が出ないとやっていけないのがコンテンツ業界

その中でVTuberは予想通り非常に小さくまとまりつつある

例えば国内Youtuberの中で登録者100万人を超えている人が約200チャンネル、50万人を超えてるのが約500チャンネルだが

VTuber100万のオーダーに届いているのは2チャンネル、50万人以上でも6チャンネルしかない

更に上位勢はいずれも伸び悩み、ビジネスモデルの時点で苦戦を強いられているようで、界隈を引っ張っていく存在足りてていない

 

他のYoutuberを見ると死力を尽くして面白いことをしようとしているが

VTuberはガワを被ったことでできることより出来ないことの方が圧倒的に増えている

結局これはイノベーションではなく、サブカルを生んだだけであった

 

じゃあ全部潰れるかといえばそういうわけでもない

パイは確実に存在し、まだまだ急成長している

Youtuberインターネット広告は今後数年で2倍以上に成長するというのが大方の予想らしい

VTuber特にライバースーパーチャット金額は凄まじいものがある

1人で1000万円を投げ銭されるライバーが数人どころではなく発生している

また、最近の動向を見るとにじさんじ女性ファンを獲得しつつあり、今年新たな展開を見せるだろう

 

とは言えパイは小さい

1000万円を稼ぐVTuber1000人を超えてくるような自体にはならないし

100万円を稼ぐVTuberが1万人を超えてくるようなことにもならない

良くて売上10億円を超える会社が1個できる程度だろう

「そういう規模だ」と割り切ってビジネスをする分には素晴らしいものだが、上場を狙うと厳しいのではないかと思う

 

では個人勢ならどうかと言えば、やはり仮想空間に入ってしまった分やれることが少ない

仮想空間に入りつつゲームをやっている時点でそれは言い訳できない状態

趣味に留まるか、趣味としても続かないと思われる(ネタ切れを起こし、そもそもVTuberである理由が薄くなってくる)

今後イノベーションがもう一度起こるとすれば、仮想リアルの完全融合だと思われるが

xR業界を見るにかなり先になりそうで

その時にVTuberが今のVTuberと同じナニカである保証はない

 

やはり市場というよりは一種サブカルと捉えるのが妥当だろう

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