これらの記事の「続報」です
ある作品を「映画」、キャラは「俳優」と仮定したパロディや二次創作は結構多いそうだ(続報)。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160826/p2
シン・ゴジラ「巨災対」関連パロ見て「(日常を描く)二次創作」にされやすい作品とは?を考えた/「ヘルシングは、実は映画。俳優の素顔は…」というパロがある - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160825/p2
上の話の要約…というか抜粋。こういうテーマ
「この作品は実は映画なんです。撮影の合い間の、登場するスターの素顔」
というパロディが秀逸なのは、どんな二次創作でも、よほど設定を考えないと、憎みあっている仇敵同志が仲良くしたり、不幸な登場人物がニコニコ幸せそうだったり、時代や場所的に会えない登場人物同士を合わせるなんてのは難しい(そうでもないのかなあ?)
そういう問題を、すべて解決しちゃうからね。
さらに、上のほうで議論を紹介した「キャラクターの性格と正反対なことを、二次創作でもやらせるのは変だ!」「いや、あえて正反対のことやるから面白いんやろ!!」な議論も、すべて最初からフリーパス(笑)
(略)
…ことほどさように使い勝手のよさそうな「あの作品、実は映画だよー。俳優の素顔は…」という二次創作は、非常に隆盛を極めていて、どこでもそういうのが作られているのか…?と思ったら、そうでもないらしい。少なくとも、どの作品でもこういうのができてる、ってことではないようだ。
んで、上の記事のブクマやコメントで頂いた情報で、確認・発見できたものの一部を紹介します
「こち亀」本編
ギャグマンガは唐突にこういう話ができて、次回はまた無かったように始められるからいいですね。そしてこの全盛期のノリ!
まだ「ボケ」「ツッコミ」という言葉がそれほどには一般化しておらず、「つっこみ」に傍点がふられているのも民俗学的に興味深い。
「からくりサーカス」最終回の一部
サーカス、公演がテーマの一部だから、最後の舞台挨拶を模した、というわけ。ただし死闘を繰り広げた善玉と悪玉が並ぶのだから、やはり「これまでのお話は演技でした〜」という意味にとられかねないわけで、なかなか大胆な判断。
「部長島耕作」最終回(※シリーズは続いた)
「課長 島耕作」の最後に「からくりサーカス」同様のカーテンコールが描かれたと記憶しているのだが、単行本で探すとそれは未収録?…だったようです。
でも代わりに、こういうふうに島耕作が編集部の編集長と電話して「少し休みたい」「1週だけね。あとタイトル変わりますよ」なんてやり取りをしている、と。
ついでに、
上の記事からも、画像を再収録しておきますか。
togettr より 「ヘルシング」のファン二次創作
10/7 COMIC CITY SPARK13 お品書きです。ペーパーラリーも参加しとります。ペーパー、こんな絵ではあるんですが、特殊紙で刷る予定なので、ちょっと風合いが違うはずですよ。
ぎりぎりまで拡大しちゃれ。
※これらのツイートは、こちらにてまとまっています
togetter.com
そのほか
話に出てきた「ナディア」サウンドトラックのジャケット画像。悪役も一緒にいるし、撮影機材もあるから、そういう設定かー。
【PIXAR】アニメーションキャラの“NG”集 - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2140498210993420501
【セルフパロ】ブラックラグーンが実は劇中劇でした。と作者の同人に描かれる http://otakomu.jp/archives/10572.html @otakomuさんから
新情報
twitterより
「実は芝居で」と言う設定ではありませんが、主人公に倒されたりと作中命を落としたキャラクターも勢ぞろいする“カーテンコール”は、【覚悟のススメ】にもありましたねφ(・v・※){敵味方全員パーティーの装い&笑顔で)。 https://twitter.com/gryphonjapan/status/803403021640077312 …