東京五輪の代表選考に関わる柔道のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(21~23日、ドイツ)に出場する男子66キロ級の阿部一二三(22)、女子52キロ級の詩(19)=ともに日体大=のきょうだいが17日、成田空港から出発し、2人そろっての五輪出場への正念場となる大会へ気持ちを高ぶらせた。
代表争いで丸山城志郎(ミキハウス)にリードを許している一二三にとって、その丸山が故障で欠場を決めた今大会は負けられない。「100%の練習ができている。(丸山が)欠場にはなったが、やることは一つ。圧倒的な柔道で勝つ」
移動用のネクタイには「やっぱり赤がいい。ちょっとこだわろうと思った」と勝負カラーをチョイスした。今大会で優勝し、4月の全日本選抜体重別選手権(福岡)での直接対決に逆転選出の望みを託したい。
世界女王の詩は、今大会で優勝すれば27日に開かれる強化委員会で五輪代表に選出される可能性が高い。「自分の柔道を出し切るだけ」と語った。