継続含む。語彙を失いこれしゅきぃ……しか言えなくなるやつは特に言わない。
キャラ紹介と設定説明にひたすら尺を食われ、ほぼ下準備で終わってしまったのが第1期。スピンオフにありがちな最初から学生設定の学パロやればいいのにと思っていたが、元の話を踏まえた上で作品を越えたキャラの関係性を少しずつ積み重ねているのには好感が持てる。ターレルのすれ違いを察したり、守護者以外からもさすアイされちゃうアインズくんいい。
その積み重ねの上で第2期がギャグ展開になったのにはホッとした。ここから明確な目的を持った真面目なお話をやるには、シリアスなシナリオの犠牲にしても許される作品(昔のスパロボにおける東映動画・東映テレビ事業部・葦プロ枠)が無いから難しい。逆に全部を均等に持ち上げようとしてさすが◯◯展開が連続しシナリオがゴミになるのでは?と不安視していた。本当にギャグで良かった。
このすばは原作がギャグだから、ギャグで犠牲になる分には「まあカズマさんだし」「駄女神はこういうことする」と納得される。細長い人は半モブだからギリギリ許された感(ヴィーシャなら炎上した)。
新しく来た盾の人も(かるてっとより落ちるだけで)人気あるから、Wのゴライオン的な扱いは無理だろうなと思っていたら、空気になっていた。Aのナデシコみたいな「お客様」待遇されるって事前予想よりはマシか……。
名古屋人がドラゴン動力の飛行艇から降下して城攻めする話だと思ってた。ファンタジー捕鯨グルメまんがだった。
ミカに「妹を丸呑みしたドラゴンはどんな味がするか、食べて確かめたい」みたいな目的は無さ気だし、竜獲って食いつつ世界設定を見せていく感じの話っぽいね。
画面が明るいのが良い。照明の話ね。
個人的にオタ向けのフル3DCGアニメテレビシリーズといえば全カットを暗いロケーションにしたがる印象があった。というかアルペジオからしばらく暗い場所いっぱい出せる題材(深海とか宇宙とか)ばかり狙ってアニメにしてたまである。
暗いのはCGの粗をごまかすためだから……と諦めてたんだけど、最近は画面が明るいものが増えてきてありがたい。これも雲の上が明るいのは当然として、船室の灯りでもキャラの表情がちゃんと見える。
ライティングだけじゃなく、カラーリングも変わってきている。以前のCGアニメは少しくすんだ(センチネルカラーやそれを濁らせたような)色が多かったけど、最近はビビッドな色も増えて、これも画面の明るさに影響してそう。
こういう変化は特定のCG制作会社の話でなく、全体的にそう。業界で何か革命でも起きたんだろうか。
『NEEDLESS』『マガイモノ』の今井神先生が執筆するコミカライズ版は、ホビージャパンの無料Web漫画サイト コミックファイアにて大好評連載中!(ダイレクトマーケティング)
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全話無料公開されてるので読んでね!(ダイレクトマーケティング)
コミックスはHJコミックス6巻まで、原作ライトノベルはHJ文庫12巻まで発売中!(ダイレクトマーケティング)
HJ文庫といえばドラマCD付き特装版。デンドロもドラマCD付き特装版出してくれないかな。12巻のカグヤとの会話でああそういえばこれってネメシスがヒロインのつもりなんだっけ?ってなるくらい、アズライトさんのヒロイン力がものすごいので、ドラマCDでアズライトメインの話やってほしい。藤林先輩とおまけで女化生先輩も出してほしいね。隣に住んでるフランス美女も。
あとHJは定期的にザガン様のドラマCD付き特装版出して。六畳間もドラマCDエル編出して。やくめでしょ。
サブカル系でもないのに鮭って。ギャグ漫画かよ……平尾アウリって百合アンソロで毎回不条理ギャグ漫画描いてる人だわ。じゃあこれギャグ漫画だわ。
でもギャグだと思って見ても、えりぴよしかいない舞菜列には涙出る。
アニメ主題歌でちょっと前の流行歌をカバーするの流行ってるよね。歌詞の意味をアニメキャラの心情でオーバーライドして勝手にイメージソング認定するオタクの遊びを公式が!?みたいな驚きも薄れてきた。
今回は桃色片思いなのはファンからアイドルへの想いと、アイドルから(特定の)ファンへの想いという双方向の解釈。えりぴよ視点だとイカレたドルオタギャグ(非ガチ恋)なんだけど、舞菜視点では桃色のファンタジー(ガチ恋……?)。
というかえりぴよさんが一人狂ってるだけで、ChamJamのメンバーは全員普通の百合漫画みたいなことしてるよねこれ。普通の百合漫画描けるならエクレアでもやってくれませんかね平尾先生。
最初期に帝国と共和国が戦争!って古参ゾイダーおじさんがキャッキャしてたけど、ジェノスピノ共和国首都襲撃未遂の直後に皇帝と大統領が握手するくらい友好関係アピールしてる……一部のタカ派軍人が互いに脅威を煽ってるだけでは?
ワイルド無印で言うとまだベーコンが死んですぐなので、ここからジェノスピノの復活と、玩具・漫画バレしてる凶悪な大型ゾイドの大暴れが楽しみ。
あとはZiフォーミング周りの設定かな……コンセプトアート設定でやってるからただの先祖殺しだよ説もあるけど、現状だとゾイド撒いて地球人を根絶やしにしてから地球を惑星Zi化改造する悪の侵略者ゾイド星人にしか見えねえ。
話とは関係ない所で残念なことがある。玩具ではゾイドの改造(武器の交換・増設)を売りにしてるのに、アニメでは改造の扱いが雑。ライガーが銃砲装備してもすぐパージしちゃう。
ずっとレオがメカに強い描写をしてる割に、ライガーの姿が大きく変わる強化は2回(ビースト・ライジング)とも地球を惑星Ziにするマシンのパワーで謎進化してるのもなんだかなぁ。アニメは改造推し捨ててんの?
ゾイド紹介コーナーで言ってる設定がアニメ本編と食い違うのも気になる(ライジングライガーはレオが改造、クワガノス配備済み、など)。この辺の足並みの揃わなさ(前年の「フリーダム団」と「チームフリーダム」みたいな)はメディアミックス的にどうなのよタカトミ。
ナナニジのことは理解者と倉岡さんくらいしか知らないけど見ている。計算中見ておけばよかった……割りきれないラジオ聞いておけば……くらてん聞いておけば……ネット上の古参アピール見るのしんどい……おっさん芸人のキャバ通いとか知らんがな……。
今回のOP・EDとCMでいくつか聞いた限りなんだけど、この子達の歌って歌詞暗くない?今どきのグループアイドルってこんなもん?
アニメの話もちょっと暗め。暗い≠つまんない。でも二次元アイドルってたいてい明るく楽しく元気良くで、途中でちょっと鬱パート入っただけで大炎上する核地雷原みたいなとこあるじゃん?当然の結果ですとか憎いよぉとか。それにナナニジは生放送ラジオのマンスリーゲストにDJ阿弥陀如来を送り込んでくるヤバいグループという認識があったから、放送前の個人的な予想とはまったく違って、かなりびっくりしている。でも当番回でメンバーの闇を見せていくスタイル、俺は好き。俺は。
とりあえず中の人のパーソナリティとコンテンツのストーリーは別ものだろうし、ヨナヨナのことやラジオ聞いてないことや計算中見てないことは忘れよう。壁≒先聖センセイ≒秋元康という邪推もやめよう。
商売としてどうなるかはともかく、確実に今期最大級の話題作になる感じのやつ(レビュアーズが国内外でバカウケかつチキンレースでアクセルベタ踏みのまま崖から離陸したので、「今期一番の」とは言いづらい)。
水崎氏、リアルな演技云々言ってたから、昔のディズニー映画的なフルアニメーションやりたいのか今どきマニアックな…と思ってたら、普通にアクションに予備動作入れたいって話だった。そりゃ未来少年コナンに釣られてるわけだからそっちだよねぇ。空想科学読本でイジられるような身体能力には目を瞑るくらいのリアル指向。
浅草氏のデザイン線多くね?原動画描くこと一切考慮せずにSF的に正しいデザインしちゃう昔のスタジオぬえみたいなことしてる……安彦良和にお前が回頭シーン描くんだぞ?って言われちゃうやつ!(あれ実際には佐藤元がやったらしいけどね)
クライアントであるロボ研の目の前で前面投射面積の話しちゃう浅草氏のコミュ障っぷりが辛い。お前そこは高橋良輔に倣ってリアルロボがいかにアンリアルか(同時に故に格好良いことを)フィルムで魅せろよ……なんで端から押井守パト方向に行っちゃうんだよ。コミュ力ありそうな水崎氏まで巨大ロボはリアルじゃない談義に乗ったらダメでしょ。映像研の方々はデリカシーってご存知ない……?
それにしても浅草氏はアニメが作りたくて設定考証兼デザイン兼イメージボードやってきたのに、映像の説得力をまるで信じられてないんだな。なんで巨大ロボはリアルじゃないから云々と悩んでるんだ。いかにもまんがな見た目の戦車をデザインしてまんがな動きを演出して、それを女子高生にぶった斬らせて予算勝ち取ったくせに。あんなアンリアルなものを自信持って人前で上映できるなら巨大ロボも十分ありでしょうが。そこんとこが今後描かれるかどうかで個人的に大嫌いな作品になるかもしれん。