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辞書

おびただしいの意味

三省堂 大辞林 第三版

おびただし・い [5]しい

[文] シク おびただ・し
近世中頃まではおびたたし第四音節清音
ものの数や量がはかりしれないらいたくさんある。非常に多い - ・い数 - ・い出血
度合程度はなはだしい。 責任なこと-・い
おおげさだ。仰々しい只同じ詞なれど-・しく聞こゆ無名抄
派生 -さ

Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)

おびただしい

出典:『Wiktionary』 (2011/03/12 17:39 UTC 版)

形容詞

おびただしい夥しい

  1. 数量非常多い様子
    貫一さすがに驚けり、宮が(きぬ)の披(はだ)けて可羞(はずかし)く露(あらわ)せる膝頭は、夥しく染みて顫(ふる)ふなりき。(尾崎紅葉金色夜叉』)
    甲板の上から見ると、夥しい海鳥の群がこの低い珊瑚礁島を蔽うている。(中島敦環礁』)
  2. 程度を超えている、甚だしい
    前句で既に、わかり切っている事だ。芸の無い事、おびただしい。(太宰治天狗』)

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