『女子高生の無駄づかい #4/恋とごま油とエクソシスト』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド)
『女子高生の無駄づかい #4/恋とごま油とエクソシスト』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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女子高生の無駄づかい #4/恋とごま油とエクソシスト[字]
キラキラした青春ナシ…甘酸っぱい恋もナシ…暇を持て余した女子高生=JKたちの、ハナクソレベルの日常を描く超挑戦的コメディー!
詳細情報
◇番組内容
リップクリームという存在に疑問を抱いたバカ(岡田結実)は、ごま油を唇に塗り登校。香ばしい匂いを漂わせながらエクソシストのモノマネに興じていた。一方、ヲタ(恒松祐里)は敬愛する低所得Pの正体が、まさかワセダ(町田啓太)だとは露知らず、ボカロ新曲の“歌ってみた”に挑戦。そんなある日、密かにロボ(中村ゆりか)に思いを寄せる男子高校生・高橋(望月歩)は、ロボの姿を眺めながら様々な想像を膨らませていた。
◇出演者
岡田結実、恒松祐里、中村ゆりか、福地桃子、浅川梨奈、小林由依、畑芽育、井本彩花、横山涼/内藤理沙、町田啓太、大倉孝二
◇原作
ビーノ『女子高生の無駄づかい』(角川コミックス・エース刊)
◇脚本
山田由梨
◇監督
山本大輔
◇音楽
田渕夏海、中村巴奈重【主題歌】
Little Glee Monster『STARTING OVER』(Sony Music Labels)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】貴島彩理(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/jyoshimuda/
☆Twitter
https://twitter.com/jyoshimuda2020
☆Instagram
https://www.instagram.com/jyoshimuda2020/
(山本美波)《クッソ~…!》
(美波)うおおーっ!
いけーっ!
くっ…。
あっ…!
クソッ! 邪悪なまぶため…!
去れーっ!!
〈女子高生は
自分磨きに余念がない〉
あるじゃねえか…。
♬~
(百井咲久)よし。
(シーキョン)百井さん?
どうしたの? その顔。
(咲久)えっ?
〈理想の自分のため
モテるため
恋のため…〉
(田中 望)
今日のうち どう?
(菊池 茜)いつもどおり
絡みがうざい。
なんか違わない?
(鷺宮しおり)寝癖がひどい。
違う!
よーく見て。
リップ 変えたの。
リップ塗ってるところとか
見た事ないんだけど。
なんか やけにテカテカ…。
くさっ!
いや 香ばしい… 香ばしい!?
わかる?
お前 何塗ったんだよ!
私の うるうるリップの秘訣は…
これ!
(茜・しおり)ごま油…。
あっ ちょっと…。
こういう普通のリップクリームを
塗ってても
結局のところ
なめちゃうわけじゃないですか。
そうすると これ一本
丸々 食べてるんじゃないかって
不安になりませんか?
いや ならないから。
このリップクリームを
かじるのを想像して
ゾワッて なりませんか?
気持ち悪い事 言うなよ!
それなら そもそも
食べ物を塗ったほうが
いいと思うんです。
確かに オリーブオイルとかは
肌に良いというしね。
だから私は ごま油!
(望の声)こうやって塗ると
いつでも香ばしい いい香り。
ただの白飯食べても 味がある。
ご飯が進み 一石二鳥!
なんのコーナーだよ…。
ヲタも ごま油塗る?
やめろ。 香ばしい。
いいから。 塗ってやるって!
やだ やだ やだ! やめろ…!
食欲そそる香りね。
ちょっと ロボ 助けて…!
(教頭)ごま油か…。
〈そう 実に様々な方法で
自分を磨く〉
〈しかし 彼女たちは知らない〉
〈いつの日か 磨いたって
輝かなくなる時が来る事を…〉
〈私も その昔 女子高生だった〉
♬~
(佐渡正敬)
はい じゃあ 今日はここまで。
ロボに言われた光合成
ずっと花の気持ちになって
やってんのに…。
(染谷リリィ)
《転校してきて1週間》
《大体 このクラスの力関係が
見えてきたわ》
(リリィ)《上田さん率いる
イケてるグループ》
美術館のチケット
取れたんだよね。
(リリィ)
《おとなしい地味グループ》
ちょっ… 待って 待って 待って。
うち 新しいさ モノマネ
考えたんだよ。
見てくれ。 いくよ。
ヌアッハハ…!
危ないわ…。
(リリィ)《ちょっと例外的な人たち》
(せき払い)
嫉妬 憧れ 虚栄 同族嫌悪…。
女の子の世界って
いろいろ たーいへん。
(佐渡)山本 教室移動だぞ。
早く行け。
(美波)ああ…。
おい…!
その目 どうした?
えっと… その これは…。
オ…
オッドアイみたいになってるぞ。
えっ…?
ん? なんだ?
いつから 僕がオッドアイだと
気づいていた?
いいから早く保健室行け。
聞こえてるだろ?
山本 行け! 早く!
わかったよ!
(佐渡)よし。
(佐渡)いいから行け!
(生徒たちのはしゃぎ声)
(リリィ)《女子の世界で
上位をキープ》
《かつ 特定のグループには属さず
誰とでも仲良くし
クラスの人間模様を俯瞰して
楽しむ》
《面倒な事はお断り》
(ロシア)リリィちゃんって
本当 人気者だよね。
(寝不足)ファンクラブだって
あるんだよ。
知ってた?
(リリィ)えっ 嘘!
《知ってる》
(ヒビワレ)この間 他校から
リリィちゃんの事
見に来てる人いたよ。
(不動産王)私も見た!
(リリィ)本当に?
《それも知ってる》
あっ…。
今田ちゃん 髪切った?
似合ってる。 かわいいね。
(USB)ありがとう…。
(リリィ)《こうやって
地味な子にも声をかけて…》
行こう。
(うず巻き)リリィちゃんって
本当 優しい!
(前がみ)私もリリィちゃんみたいに
なれたらいいのにな。
(リリィ)
えーっ それは言いすぎだよ。
《とにかく 私は
女子にモテるために行動する》
《それが全て!》
はい。
《かっ… かっこいい!》
♬~
あなた 入学式から
ずっと包帯してない?
何があったの?
話してもいいが 知れば
命の危険に
さらされるかもしれない。
いざとなったら
自分で手当てできるから
大丈夫よ。
ほう…。
ふーん…。
(せき払い)
実は 僕には
選ばれし人間に与えられた
腕の紋章があって…。
これは…。
(早送りの声)
それを隠すために
包帯を巻いているんだ。
そうだったの。
まさか 山本さんが 人知れず
この世界を守っていたなんてね。
まあ… そういう事になるな。
懐かしいな~。
(チャイム)
さあ そろそろ
教室に戻らないとね。
えーっ! 嫌だ~!
だって まだ
悪魔族との世界大戦について
話してないし!
いつでも聞くわ。
またいらっしゃい。
今がいいの!
ねえ あと ちょっとだけだから。
お願い! お願い~!
んん~…!
ん~ ん~ ん~…!
(シーキョン)山本さん…。
ん?
本当は こんな事
言いたくなかったんだけど
実は… 先生にもあるの。
腕の紋章。
なっ…!
まさか 悪魔族の事を
知っている人がいるなんてね…。
そんな… そんなはずはない!
だって…
悪魔族は全員
クリスタルの中に封印して
今も まだ眠っているのに!
《えっ そうだったの?》
封印を解くには
ユグドラシルの種が必要なはず。
《ユグ…?》
でも ユグドラシルは絶滅して
どこにもないはずなのに…。
一体 どこで見つけたって
いうんだ! 答えてくれ!
《グイグイくる…》
おい…。
そんなもの ないわ。
目覚める事ができたのは
ほんの一握りの
清く正しい心を持った悪魔族だけ。
山本さんも 私たちの事は
そっとしておいて
くれないかしら?
(チャイム)
(美波)フッ…。
さーてと… そろそろ戻るかな。
えっ?
シーキョンの正体
誰にも言わないから安心して。
じゃあ。
(戸の閉まる音)
《昨日の 肉を焼いた時のやけどが
役に立った》
(高橋(仮))《多くの動物の白目が
目立たないのは
自然界において
敵に自分の視線を知られる事が
リスクであるから》
(高橋(仮))
《だが 僕ら人間は 目の動きで
相手とコミュニケーションを図る
生き物である》
《もしも 彼女と目を合わせる事が
できたなら…》
《そんな事を考えながら
今日も学校に向かう
ただのしがない男子高校生が
僕だ》
(高橋(仮))《ロボさん》
《彼女の本名は まだ知らない》
《知っているのは
彼女の友人たちが
そう呼んでいる事》
おっは~。
おはよう。
(高橋(仮))《友人のバカさんは
よくしゃべる人で
その割に 中身はなくスッカスカの
パンのような人で…》
今から すごい事 言っていい?
おはよう。
(望・しおり)おはよう。
(高橋(仮))《ヲタさんは
ツッコミや眼光が とても鋭く
まるで猛禽類のよう》
あれ? ロボ 何読んでんの?
あ~…。
面白いわよ。
あっ 今日
朝ご飯 食べてくるの忘れた。
じゃあ ペペロンピーいる?
ペペロンピー? いらねえよ…。
(高橋(仮))《彼女は
ネモフィラの花のよう》
《彼女を乗せた この車内は
ネモフィラ畑のようで
澄んだブルー 一色になる》
《ロボさんは 多くを語らぬ
文学少女である》
《ある時は…》
《何か たくらんでる?》
《また ある時は…》
《やっぱり 何かたくらんでる?》
《かと思いきや…》
《ああ… 知れば知るほどに
わからない!》
《そんな
ミステリアスな彼女だからこそ
僕に あくなき探究心と
インスピレーションを
与えてくれるのだ!》
《今日も いるだろうか?》
これ うまそう。
《いた!》
あ~ 腹減った。
《3人一緒か》
ねえねえ 昨日 何食べた?
うち 焼きうどん。
うちはカツ丼だったな。
いいな~ デブカツ丼か。
デブは余計だよ。
ロボんちは?
《ロボさんは
何を食べるんだろう?》
《鮭とほうれん草のクリームパスタ
とかかな?》
『徒然草』…。
《『徒然草』!?》
《「昨日 何食べた?」の問いに対し
食事ではなく
読んだ書物のタイトルで返す》
《しかも『徒然草』。
お… おしゃれだ!》
つれづれなるままに草を食べた。
庭の。
またかよ。
ロボんちって 給料日前になると
いつもそうなるよな。
立派な家に住んでるのに
金持ちなのか貧乏なのか謎だよな。
なあ。
《なんてミステリアスなんだ!》
じゃあさ 今一番欲しいもの
言い合いっこしようぜ。
うちからな。 四次元ポケット。
《ああ いいな~
この無邪気な会話》
ヲタは?
うーん… 才能。
なんだよ ずりいぞ それ!
四次元ポケットも
似たようなもんだろ。
そっちのは物じゃないじゃん。
そっちも物じゃないだろ。
ロボは?
私? 私は…。
《ロボさんは
か… 彼氏とか…?》
かれ…。
加齢対策用にDNA操作が試せる
実験サンプル。
えっ?
《そうか…
そういう事だったのか!》
実験を始めるわ。
(助手たち)はい。
幸せで~す!
《僕は 彼女の
実験サンプルになるために
生まれてきたのか!》
ロボって
いつか捕まりそうだよな。
だよな。
そんなヘマはしないわ。
《あれ? いない!》
あ~ 肩こった。
ずっと変な姿勢で
寝てたからじゃない?
ええ~? いてっ!
急に止まるなよ…。
あの転校生
いつ見てもキラついてるよな。
女王蜂のようね。
どう生きたら ああなるんだよ…。
え~っ!
いいな~!
お前は一生無理だな…。
今度 作るね。
(生徒たち)わあ~!
(リリィ)《まあ モテモテの私だけど
この学校
さらにモテる子がいるのよね》
あっ 先行ってて。
私 あとから行くね。
(うず巻き)わかった。
じゃあ またあとでね。
バイバイ。
♬~
(ギリシャ)好きだったの ずっと…。
その 一目惚れっていうか…。
(ギリシャ)変だよね
女の子同士なのに…。
(一 奏)いや…
そんな事はないです。
《出た 出た! 一奏!》
《女子ウケ抜群の見た目に加えて
誠実で面倒見のいい性格》
じゃあ…。
でも ごめんなさい。
お気持ちは嬉しいのですが
付き合うとか そういう事は
考えられなくて…。
(リリィ)《今週だけで もう3回目》
《間違いなく この学校では
ナンバー1のモテ女子!》
(ため息)
かーなで!
わっ!
見ちゃった。
染谷さん…!
随分おモテになりますにゃあ。
からかわないでくださいよ!
(リリィ)《「自分なんかの
どこがいいんだろう?」
とでも言いたげな表情》
なんか 皆さん 私を外見だけで
判断してるような気がして。
《やっぱり》
私なんて 取りえといえば
暗算くらい。
それも10桁までしか
できないのに…。
いや それ だいぶすごくない?
そうですか?
10桁って…。
10億の桁です。
14億3492万5321+
32億4789万7819は?
46億8282万3140… ですね。
いや 合ってるか
わかんないけど…。
そうなんですよ! 私なんて
こんな事しかできないのに…。
っていうか 奏はさ
いつも頼まれると
簡単に手ぇ貸しちゃうでしょ。
だから すぐに
勘違いされるんじゃないの?
(ドアノブ)一さん 化学のノート
見せてほしいんだけど…。
はい もちろんいいですよ。
どうぞ。
あれ…? 手が冷たいですね。
大丈夫ですか?
(奏)どうしたんですか?
大丈夫ですか?
(ボンド)一さん!
あっ 奥村さん。
今度の試合のスタメンも足りてなくて。
また入ってもらえないかな?
はい 喜んで。
(奏)頑張りましょうね。
(ぶつかる音)
(奏)大地さん!
痛い…。
大丈夫ですか?
よいしょ…。
私が保健室に連れていきます。
かっこいい…。
(奏)困っている人を助けるのは
当然の事ですから。
(リリィ)は~あ…。 いるのよね
こういう無自覚系モテ女子。
それを言ったら 染谷さんだって
モテ女子じゃないですか。
だって 私は モテようとして
モテてるんだもん。
人は もっと
打算で生きてるものよ。
打算… ですか?
(微ギャル)ねえ 見て! あの2人。
(侍)キャーッ!
(侍)ウニいくら丼並みに
贅沢なツーショット!
(ウノ)眼福なんだけど!
(リリィ)《今だって 私は
自分が より目立つように
奏を利用してるんだし》
《ちょっと遊んじゃおうかな》
ねえ
そんなにモテたくないんなら
馬鹿になればいいんじゃない?
えっ?
いるじゃん 身近に見本が。
真似してみれば?
せっかくノートまで取って
日々 研究してるんでしょ?
(奏)あっ… やめてください!
染谷さん!
真面目に書いてますねえ。
返してください!
それとも 本当に研究したいのは
別の誰かさんだったりして。
えっ ちょっ…
な な… なんで それを…?
当ててあげようか?
奏が好きなのは…。
染谷さん…。
お願いします。
どうか この件は
内密にしておいてください。
《おいおい おいおい おいおい…
マジかよ!!》
絶対…
誰にも言わないでください。
《こ こ こ… これは…》
この展開は…!
♬~
(チャイム)
あっ 予鈴。
長話 しすぎましたね。
急ぎましょう。
《怖っ!
無自覚系モテ女子 怖っ!》
《遊ぶつもりが遊ばれたわ…》
♬~
(ロボ子)見える?
(ワセ男)見える 見える。
ミジンコや~。
(微生物)〈家庭教師の先生が
亡くなってから
塞ぎ込んでいたロボ子〉
〈しかし その時
そばに寄り添ったのは
近所に住む高校生 ワセ男でした〉
うち 微生物見てると
不思議な気持ちになるんよ。
こんなに小さくても
息してるんやな
生きてるんやなと思うと
不思議と勇気が湧いてくる。
それ わかる気するわ。
えっ ほんまに?
うん。
ワセ男くん 変わってるなあ。
そんな事 言うたら
ロボ子ちゃんかて
変わってる事になるで。
ちょっと 何言ってんの…。
だって 本当の事やろ?
あっ…。
〈この頃 ワセ男との時間を重ねる
ロボ子の胸には
感じた事のない感情が
芽生え始めているのでした〉
ロボ子ちゃん あんな…。
俺 東京の学校行こう思うてる。
えっ?
微生物について もっともっと
ちゃんと研究したい。
そんで いつか
ノーベル賞 取りたい思うてる。
ロボ子ちゃん。
ロボ子ちゃんの夢は何?
夢…?
♬~
私の夢…。
私は何がしたいんやろか?
なあ あんたは どう思う?
ちゃ… ちゃうし!
別に あの人が好きだから
東京に行きたいとかじゃないし。
(家庭教師の声)
夢に向かって突き進んでや。
(家庭教師)
あんた 微生物 大好きやないか。
好きっちゅうんは
何ものにも代えがたい才能や。
何かを成し遂げるのに
一番大事な事なんやで。
東京か…。
失礼します。
お話があります。
(お嬢の父)
ああ こっち入りなさい。
〈そして その翌日…〉
本当に お世話になりました。
♬~
(お嬢)ちょっと!
これ!
♬~
これは…?
それ うちの皮膚細胞やから。
うちの微生物 たまには
顕微鏡で見て思い出してや。
うん。 ありがとう。
〈大きな愛と夢と
お嬢の皮膚細胞を抱いて
新たな道を歩み始めた
ロボ子とワセ男〉
〈新天地 東京で
2人の前に 新たな壁が
立ちはだかる事になるなんて
まだ この2人は
知る由もないのです〉
なあなあ 今日 学食行くだろ?
唐揚げ定食の日だから。
あっ うち
弁当持ってきちゃった。
えっ…。
私も。
ええっ… ドン引きなんだけど。
唐定の日に 学食行かねえの?
ドン引きなんだけど!
お前ら 何 目標に生きてるの?
いいから お前は
1人で行ってこいよ。
いや 行こうよ 唐揚げ定食の日…。
だから 弁当
持って来ちゃったんだってば…。
弁当は 明日でもいいから…。
(九条翡翠)あ あの… 皆さん。
おー! マジョ どうした?
(翡翠)あの… 実は
ちょっとした遊びを
考えたのですが
一緒にやってくれませんか…?
遊び? どんな?
死に方あみだです。
(望・茜・しおり)死に方あみだ…。
なんだ? それ…。
好きな数字を選んでもらって
皆さんの死に方を占う遊びです。
死に方…。
おおよそ 予想はついたわ。
面白そうじゃん! どけ!
フンッ!
うーん。 じゃあ うち 3番!
3ですね。 えーっと…。
♬~(鼻歌)
撲殺です。
ロボ なんか いい鈍器あるか?
そうね。 この中だと…
机の角かしら?
いや! やるなら もっと…
なんか もっといい角
用意しろよ!
なんだ? いい角って…。
いい角だよ。
机の角って平凡だろ。
はっ?
はっ?
じゃあ なんの角がいいんだよ。
僕は死にま…。
じゃあ 次は ヲタさん どうぞ!
あっ… いや うちはいいかな。
いいから やれって。
いや いいって。
いや うちが たどってやっから
ほら どれ?
いや お前にやられると
余計 引きたくない。
えっ なんで?
どれを引いても悲惨な死に方ね。
ターゲット
マジョこと九条翡翠を発見。
ねえ 焼死は?
熱い 熱いって
苦しみながら死んでいくんです。
えー やだー!
えーっ! ロボ… ロボはどう?
どう? ロボ。
ろくに学校に来なかったくせに
いつの間にか
バカたちに溶け込んでいる。
怪しい…。
危険度レベル3に指定。
危険度で言えば
お前 最後のステージだぞ 山本。
安心してくれ
この学校の治安は僕が守る。
(せき払い)
至急… 至急 応援を頼む!
(佐渡)山本。 応答せよ 山本。
山本!
僕の周りには敵が…!
私 髪を伸ばそうと思うんです。
ふーん。
そうすれば 少しは女性として
見てもらえるかなと思って…。
本当は
短いほうが楽なんですけどね。
《モテるの 本当に
外見のせいだけだと
思ってるんだ…》
私には 皆さんの言う
「好き」って感情が
まだわからないので…
対応に困るんです。
えー? 奏も好きな子いるのに?
わ… わわわ 私が
鷺宮さんに抱いている感情は
敬意であって…。
ええ!?
っていうか 鷺宮さんだったんだ
奏の好きな子。
えっ!?
染谷さん 知ってたんじゃ…!
誰かまでは知らなかったのに~。
あっ…。
別にさ 無理に
白黒つけようとしなくて
いいんじゃない?
気持ちなんて曖昧なものだし
グレーな事だってあるわよ。
(ため息)
そうかもしれませんね。
でも こうやって恋愛の話とか
コンプレックスの話とか
まともに話せたのって
同級生では
染谷さんが初めてかもしれません。
えっ?
あっ! もしかして こういうのが
親友っていうものなんですかね?
ああーー!! もう!!
これだよ!!
「これだよ」…!?
なんなの? あんた
ポテンシャル高すぎだから!
あの… もしかして 私が 勝手に
親友だなんて言ってしまった事が
気に障って…。
はい!
そういう事じゃありません!
あーっ!
わかってないでやってるから
罪深いんだわ。 懲役5年だわ!
傷害致死罪に匹敵する
レベルですか!?
大体 スペック高いくせに
変に自信ないとこもむかつくのよ。
もっと自分を知ったら?
奏は 奏が思ってるよりも
100万倍 魅力的だから!
えっ?
し… 親友の言う事なら
信じられるでしょ?
ありがとうございます。
(ため息)
もう… 調子狂う!
♬~
(45℃)あー マジでだるい。
(大王イカ)帰りたい。
おい。
おい…。
上だ。
あっ… あなたは 確か
ヤマイさん…。
(美波)フンッ。
あなたは 確か ヤマイさん…。
フンッ。
マジョとやら お前
何か隠してる事があるだろう?
えっ! あっ はい…。
フンッ! 他のアホどもは欺けても
僕には通用しない。
はい。 あの… ヤマイさん。
なんだ? 言ってみろ!
下着が見えてますけど…。
見たのか?
はい。
フッ…。 そうか。
かかったな?
貴様を油断させるために
わざと見せていたというのに!
えっ!
今 見た事 誰にも言うなよ!
絶対だ!
はい…!
いいから 貴様
さっさと正体を明かせ!
正体…?
正体って言われましても…。
なんでもいいから明かせ!
えっ?
(九条琥珀)お姉ちゃん
こういうの好きだって
学校の人に隠したほうがいいよ?
絶対言っちゃ駄目だよ!
あ… あの 私 実は
ひ… 人の血を見るのが
三度の飯より好きなんです…!
(美波)《人の血を見るのが好き…
だと…?》
特に 頸動脈から
勢いよく血液が噴射する光景が
たまらなく好きで
ずっと見てられるんです!
(美波)《血液が噴射…》
もちろん 引きずり出したあとの
脈打つ心臓も大好きです!
キャッ!
(美波)《脈打つ心臓!?》
フフフッ。
《ガチだ!》
(45℃)ねーねー そこの2人さ。
(45℃)
うちら ちょっと用事あって
あと やっといてくんない?
(大王イカ)お願い。
なんで 僕たちが
貴様らの分まで…!
あ あの… 大丈夫です。
ヤマイさん 私が まとめて
後始末しておきますから。
(美波)《2人まとめて… 始末!?》
フフフッ!
フフフッ…!
お前ら いいから早く行け!
(45℃)えっ いいの?
行け 行け! 行け!
早く!
何も そこまでする事ないだろう。
僕が手伝うから。
《ヤマイさん 私を気遣って…。
優しいな》
じゃあ 私
ちりとり取ってきますね!
おう!
(美波)うん?
おい… おい!
♬~
♬~
マジョだけは…
マジョだけは怒らせんとこ…。
(犬の遠ぼえ)
《ん?》
《こ… これは!》
《なんたる事だ!》
《教師と生徒という関係の壁を
乗り越えてでも
思いを伝えようという生徒が…》
《いや 待てよ。 教師か?
教師という可能性もある》
《いつの間に こんな…
アオハルか?》
《遅れてきたアオハルなのかい?
これは…》
♬~
♬~
♬~「先を見ることばかりの僕の」
♬~「今に
足元がふらつきはじめる」
ああー! 今度の新曲 最高だ!
低所得P様! こんな素敵な曲
どうやって作ってるんだろう…。
あーーっ!!
私の この熱い思いを届ける方法は
ないのかよ~~!!
うん?
《去年 思い切って
機材一式 買いそろえたものの
難しくて挫折したんだよな…》
でも 今度は 低所得P様に
私の思いを伝えるためにも…。
《先日 上げた曲も
あんまり伸びないな》
《なかなか いい出来だと
思ったのだが…》
《まあ でも
あんな日の出来事を
描いたのだから当然か…》
《この曲を書いたのも
こんな晴れた日の
午後だったな…》
♬~
カット2000円か…。
安いな。
(店主)いらっしゃいませ~。
すいません
予約していないのですが…。
うーん。 まっ… オッケーです。
すいません
予約していないのですが…。
うーん。 まっ… オッケーです。
初めてさん?
あっ… はい。
(店主)じゃあ
こちらに座って頂いて…。
えー… あと
このカルテを書いてください。
はい。
♬~
(佐渡)《美容師のセンスが
破綻している》
《こりゃ ろくな事にならんぞ》
お待たせしました こちらの席へ。
(佐渡)あっ まだ書いて…。
(店主)あっ はい オッケーです。
(放り投げる音)
じゃあ 上着をお預かりします。
名前も まだ書いてないですけど
大丈夫ですか…?
(店主)大丈夫です。
(店主)
はい じゃあ お座りください。
♬~
カットだけで
時間 どれぐらいかかりますか?
うーん…。
1時間か…
長くて3時間ですね!
《振り幅!》
はい 雑誌。 お好きなのをどうぞ。
♬~
《選択肢…!》
♬~「今じゃ迷うには
選択肢がなさすぎて」
こんな不純な歌詞じゃな…。
ここの歌詞とか
本当 切ないよなあ…。
(店主)失礼します。
じゃあ 今日は
どれぐらい切ります?
じゃあ 毛先を2センチほど。
2センチか…
ちょっと半端ですね。
思い切って
20センチくらい切りません?
《それは もう 丸刈りだろう!》
いえ…
長めのほうが落ち着くんで…。
うーん… そうですか。
まっ オッケーです。
(店主)はい じゃあ 先
頭 流しちゃいましょうね。
(店主)はい。
あれ?
これ コンセント抜けてるな。
(店主)あれ?
あっ… ちょっと待ってね。
(茜の声)「坂の上から見る景色は
まるで
創りモノみたいに綺麗で」…。
こことか
景色が目に浮かぶ気がする!
(店主)ところで お客さん
犬と猫 どっちが好き?
(佐渡)どちらかと言えば 犬…。
犬と猫 どっちが頭がいいかって
絶対 犬って思うでしょ?
芸とかできるし。
(佐渡)えっ…。
ブブー! 残念。
猫のほうが頭がいいんです~。
犬は頭が悪いから
従う事しかできないんです。
その点
猫は 言う事 聞かないでしょ?
あれは 自分で考えて
行動できるからなんですよ。
人間だって 頭の悪い奴は
言われた事しかできないでしょ?
それと一緒。
猫って 本当に賢いんですよね~。
おまけに きれい好きだし。
猫 好き?
(佐渡)は… はい…!
(茜の声)「イエスしか言えない
世界の中では
僕の声は君まで届くの?」。
あー! 超切ねー!
低所得P様って きっと
繊細な人なんだろうな~!
よし!
(店主)ありがとうございました。
(佐渡)ありがとうございます。
♬~
《なんにも変わってない!》
《…っていう怒りから 衝動的に
作った曲だったんだよなー》
(通知音)
《「歌ってみた」…?》
《誰かが あの曲を
歌ってくれたのか》
(クリック音)
ほ… 本当に投稿しちゃった…。
あっ… あっ! ああっ!
うう~!
どうしよう! 聴いてくれるかな?
あああーっ!
《これは すごいな…》
《あの時の怒りが
また こみ上げてくる…》
ううっ…!
はあ…。 あの店だけは
もう二度と行かない。
フフッ… フフフッ…。
「素敵な歌声ですね」…。
フフッ…。
あっ おはよう。
んー…。
おはよう。
何 ニヤニヤしてんだよ。
別に なんでもないし。
あっ! なんか 隠し事してんだろ。
なんだよ おい!
だから
なんでもないっつってんだろ。
なあ 男じゃないだろ?
ヲタは クソ腐女子ヲタクだろ?
おい!
腐女子とヲタク 馬鹿にすると
痛い目みるぞ。
あと 「クソ」は取れ!
《うん? この声…》
言え~!
おい! へばりつくな お前は…!
《気のせいか…》
(教頭)佐渡先生!
あっ おはようございます。
おはようございます。
先生に ちょっと
見てもらいたいものが
ありまして…。
教頭先生 どうされましたか?
こ… こここ…
これなんですけど…。
私の下駄箱に入っていまして…。
どういう事なんでしょうか!?
ああ…。
死に方あみだ…!
これ 私に
死に方を選べという事ですか?
あみだくじで!
いや…。
つまり これは
私は 誰かに
狙われているんでしょうか?
いや 教頭先生…。
私は 生徒に恨まれるような教頭
なのでしょうか?
大丈夫ですから。 大丈夫です。
先生… 先生!
(佐渡)教頭先生 靴… 靴を…。
(教頭)靴?
(佐渡)靴 脱いでください 靴を。
(教頭)靴…。
(佐渡)教頭先生 駄目!
あれ? いつの間に 靴…。
おい またニヤニヤしてんな。
うっせ!
なあ ロボ こいつ
ずっとニヤニヤしてんぞ!
幸せな人ね。
なっ?
(高橋(仮))
《見ているだけでもいい》
《でも 君と話ができたら…》
《視線を合わせて
コミュニケーションが取れたなら
どんなに世界は輝くだろう》
《だから 僕は ついに決心した》
♬~
あ… あの…。
♬~
あ… あの…。
うん?
うん?
突然すいません。
あの… 少し話がしたくて…。
えーっ!
えーっ!
な… な… なんですか?
なんの用ですか?
う… うちに用ですか?
ちょっとならいいですけど…
なんですか?
いや そちらの…。
(茜・望)えーっ!
私?
なんだ! なんの用だ!
その…。
言ってみろ!!
その…。
じゃあ… うちら 先に帰るわ。
ちょっと なんでだよ!
今日 歩いて帰るから!
ロボ 明日な!
いや 歩いて帰れねえだろ!
バス 待とうぜ!
いいから来い!
空気読め 馬鹿!
嫌だ! 嫌だ ぶち壊してやる!
ロボ 抜け駆けは許さんぞ!
黙れ!
嫌だ! ロボ!
急に 前歯 全部抜けろー!
お前が抜けろ!
土に埋めろ 前歯を!
《い… いる!》
《目の前に ロボさんが
僕のほうを向いて…》
ごめんね 友達もいたのに 急に…。
いいえ。 それで 何かしら?
《落ち着け 自分…》
《この時を 何度も
シミュレートしてきたはずだ》
《切り札はある》
《見知らぬ男女が仲良くなるのに
必要なもの…》
《そう それは 共通の趣味!》
その本 どこで売ってました?
実は たまたま
バスが一緒になった時に
読んでいるのが
目に入ってしまって
面白そうだなって
ずっと思ってて…。
いろんな本屋 探したんだけど
なかなか見つからなくて…。
所沼駅の北口のちくわ書店。
あっ そうなんだ。
あっ そうか ちくわ書店は
まだ行ってなかったな~。
でも そんなに探してたのなら
差し上げるわ。
えっ?
余程 お友達のおうちに
難がありそうだから。
♬~
(高橋(仮))《『友達の家はなぜ
ほんのり臭いのか?』》
(バスのドアが開く音)
それじゃあ。
《確かに 昔 ハムスターを
5匹飼っていた佐々木んちも
風呂場まで ベランダを
通らないと行けない青山んちも
ほんのり臭かった》
《フッ…。 さすが
鋭い着眼点だ ロボさん》
《僕は この哲学に
自分なりの答えが見つかったら
また 君に話しかけると決めたよ》
あっ 来た!
おっ!
何を話してたのか言えよ!
ねえ 告られたん? 告られたん?
そんなんじゃないわ。
もっと大事な事。
えっ もっと大事…?
もっと大事って なんだ?
私が読んでた本について
聞きたかったらしい。
へえ~。
嘘だ。
読んでた本を知りたい人間なんて
どこにいるんだよ!
本当の事を言え!
本当の事なんだけど…。
本を読むっていう概念が
こいつの頭には ないからな。
本当の事を言わないと
これから ずっと
エクソシストで話しかけるぞ!
いいわよ 私は困らないし。
何をーー!!
フーッ! テイッ テイッ!
あーっ!
うう…。
なんで ロボだけモテるんだよ…。
うちもモテてえよ~! うう…。
フフッ。
結構 柔らかいじゃん。
クッソー! 男子カモーンヌ…。
カモーンヌ男子!!
どうした! どうして!?
どうしたんだ!?
モテたいんです!
そうか…。 頑張れ…。
あっ…。
ハハ~…。 モテてえよ!
なんにもしなくても
モテてえよ!
〈女子高生 あちこちで
恋が芽生え始めている〉
〈今 振り返れば
どれもこれも黒歴史〉
〈あのエネルギーは 一体
どこから来てたのかしら?〉
おはようございます!
(教頭)《なぜ あいつが…》
《教頭の力を思い知るがいい!》
(佐渡)《ここまで来るのに
いろいろあったな…》
俺と微生物 どっちが大事やねん?
微生物の事しか考えられへん。
番組の主題歌
Little Glee Monsterの
『STARTING OVER』が入ったCDを…。
抽選で… な… 何人だっけ?
3? 0.3… 0.3?
詳しくは番組ホームページで。