出典:『情熱大陸【六代目神田伯山/ハマる講談師!…真打昇進、堅苦しい世の中に告ぐ】』の番組情報(EPGから引用)
情熱大陸【六代目神田伯山/ハマる講談師!…真打昇進、堅苦しい世の中に告ぐ】[字]
講談師/松之丞 改め 神田伯山▽独演会は即時完売“いま最もチケットの取れない講談師”…全19話5日間の「連続物」口演!36歳、六代目神田伯山になるまでを追った。
詳細情報
番組内容
講談は歴史的なお家騒動や討ち入りの話を聞かせる日本の伝統芸能。同じ話芸の落語と比べ、とっつきにくいイメージを持つ人も…。しかし、彼の講談を聴くとその認識は一変する。講談師・神田松之丞。今月11日に大名跡、六代目・神田伯山を襲名する。軽快な毒舌を交えたマクラ(小話)で爆笑させ、講談では一転。熱のこもった語り口と怪演で登場人物を生き生きと蘇らせる。今年1月真打ち昇進を間近に挑む大ネタ、その半年を追った
プロフィール
【講談師/松之丞 改め 神田伯山】 1983年、東京都生まれ。大学生の時、生の立川談志の高座を見て「落語を聴いてあれ以上の経験は以降もない」と衝撃を受け、ひたすら寄席に通いあらゆる演芸を見て回る。大学卒業と同時に、講談界の重鎮・人間国宝の三代目神田松鯉に入門。異例の速さで継承し、現在では140席以上を持つ。2012年に二ツ目昇進。2020年2月11日、真打ち昇進と共に、六代目・神田伯山を襲名した。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
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<つい 5日前
東京・新宿の演芸場は
真打昇進のお披露目に
沸いていた>
<真打といっても 落語家ではない>
(神田伯山)あのね
今は 緊張感ないんですよ
むしろ 打ち上げの
玄品ふぐ屋のこと考えてます
<神田松之丞改め
六代目・神田伯山>
(一同)よ~っ!
(三本締め)
<講談の世界で
長く継ぐ者がなかった大名跡は
実力の証しだろう>
畔倉重四郎
思わず う~っと 馬乗りになる
「御用だ!」と上がってくる者
「えいっ!」 これまた 斬りつける
<張り扇片手に語る講談は
落語に並ぶ伝統芸能でありながら
人気は いまひとつだった>
<そこに この男が登場し
新風を巻き起こしている>
<独演会は いつも満席>
大好きなの…
ありがとうございます
<勢いを得て テレビ・ラジオからも
引っ張りだこ>
<余計なお世話だが
働き過ぎの感さえある>
<思ったことを
ずばずばと口にするところも
ファンを広げた一因だろうか>
もう 今の時代
うそがあると つまんないんで…
逆に つまんないっていうか 何か
魅力ないかなと思うんですけどね
あんまりね う~ん…
別に僕 魅力あると思わないけど
だから 怖がりだから
平気で 全部 自分の思ってること
言っちゃうんじゃないんですかね
隠さない… でも 逆に
アーティストの方とか
演じてる人いるじゃないですか
カメラ回ってね
すごい かっこよく
すごい頑張ってんなっていう
でも あれを貫いてるの
すごいなとは思いますよ
それ 自分にはできないんで
「鼻つままれても分からない
真の闇が…」
遅いな… 遅い 遅い 遅いっすよ
このミス 許されないっすよ
これ 誰のミスっすか? 今の
<うかつに近づけば
やけどするかもしれない>
♬~
<神田松之丞の取材は
去年夏に始まった>
<1人語りのラジオ番組>
<歯に衣着せぬ毒舌を楽しむ
ファンが少なくない>
「情熱大陸」
俺 「爆笑問題」の あの若い頃の…
みんな 覚えてないだろうけど
この 何か 太田さんが
まず 天才ぶってんですよ
(スマートフォン)<たばこを片手に
1人 周りの輪から外れて…>
<スマホには 昔 放送した
「情熱大陸」が入っていた>
<さかなにされたのは
「爆笑問題」太田 光の回>
(スマートフォン:太田)あめ玉だったら
って ず~っと思ってたんですよ
体中ベトベトで嫌だな
子供の頃 私にとってラジオは
大人の本音が聞ける場所でした
「情熱大陸」の密着が
入っておりまして
それでいうと
「爆笑問題」の太田さんが
結構 20数年前 若い頃
出てた時とか ひどかったもんな
「あの雨が 普通の 何かこう
あめみたいな感じで
ベタベタする感じだったら
面白いなぁと思って…」
「太田は天才である」
うそだろ!?と思って
ちょっと 休憩にしましょうか
<ひととおり 放送時間の30分
しゃべりきっても
収録は終わらなかった>
(ラジオスタッフ)
はい よろしくお願いします
子供の頃 私にとってラジオは
大人の本音が聞ける場所でした
「太田さん 何考えてるんですか?」
って言ったら
「雨 降ってたでしょう」っつって
…で
俺だったら 「はあ!?」と思うけど
<驚いたことに 最初から最後まで
もういっぺん 録り直し>
作品というと大げさなんですけど
そんな 偉いもんじゃないですけど
何か そういうふうに
何回聴いても楽しいみたいな
まぁ 大体 悪口なんで ハハハ
<30分の番組に
いつも
3時間はかけていると聞いた>
<本業の講談を披露する回数も
並外れている>
<年間の高座は ざっと700席>
<この日は 福島のいわき市>
<ふと漏らす言葉が
本音なのか てれ隠しなのか
見当がつかない>
これ 何か 思うのは…
何か…
<衣装の着物以外
身につけるものに
こだわりはなさそうだ>
全然 だから それも あの…
<ラジオやテレビの影響で
どの会場にも
松之丞の講談を聴いてみよう
というお客が増えていた>
どうもありがとうございます
あ~ そうですか うれしいな
<CDにサインし
気さくに握手にも応じながら
それとなく 客層を読んでいる>
あ~ そうですか
あ~ そうですか
あ~ そうですか…
<言われてみれば ここは
前日 浸水被害に遭った地域の
1つだった>
<楽屋に戻った松之丞が
本番を前に
いきなり 着替え始める>
<用意していたシリアスな演目を
笑えるネタに変えるらしい>
で ちょっと 結構…
<二ツ目にして ネタ数は140以上>
<臨機応変だった>
大坊主は なぎなたを背中に隠し
後ろ 後ろへ 「お~ お~」
(笑い声)
「お~ お~」
(笑い声)
「お前 いいかげんに いたせ」
シュッ!
(笑い声)
「投げましてございます」
「おかしいではないか
おかしいではないか!
何で こっちの声が届かずに
向こうの声だけ届く」
それが講談のいいところ…
ありがとうございます
ありがとうございました 皆さん
どうもありがとうございました
どうも… ありがとうございました
<12月14日は
赤穂浪士討ち入りの日>
<四十七士が眠る 東京・泉岳寺で
松之丞は この5年
義士を主人公にした講談を
披露してきた>
おはようございます
おはようございます
よろしくお願いします
お願いいたします
いつも義士会って 僕に対してね
ぞんざいな扱いなの
(男性)申し訳ございません
いえ いいんです いいんですけど
「申し訳ございません」って
認めたってことじゃないですか
(笑い声)
(男性)半分 認めております
だからね 今までね 4~5年
出させていただいたんですけど
控え室なかったんですね
(笑い声)
「あの 控え室を」っつって
あるんじゃんと思って
(笑い声)
<松之丞は
「忖度」の二文字と縁がない>
すいません すいません
変に こう 今
善人を求める傾向があるんで
それで 何か 坊主でも
応援してろよと思うんですよね
それが好きなら
まぁ お坊さんもお坊さんで
いろんな方いると思うんですけど
何か だから 何を お前たちは
その しょうもないコンプライアンスを
掲げて生きてんだっていうのは
ちょっと
思ったりするんですけどね
さっきの あの 俺の
坊主を応援してろっていう
くだりは使ってください ホントに
あれ面白いから
あれ面白いから
坊主でも応援してろよっていう
ああいうの いいですね
<真打昇進を控え
記者会見が開かれた>
<師匠は 人間国宝・神田松鯉>
<癖の強い弟子は
随分と師匠の手を焼かせたそうだ>
(記者)お願いします
<記者たちに明かされたのは
松之丞が入門を志願してきた時の
エピソード>
(笑い声)
<幼い時に父を亡くした>
<高校時代 ラジオで聴いた落語に
衝撃を受ける>
<語り一つで
人を酔わせる芸に惹かれて
寄席やホール落語に通い始めた>
<とりわけ夢中になった立川談志が
講談を賛美していると知り
今度は 講談に のめり込む>
<大学を出て 23歳で入門>
<およそ 気の利かない弟子ながら
稽古だけは熱心だった>
べろーん なってる?
国立か何かで 幕 こうやって
下がってさ しっ込むところさ
帯 どぅる~んってなってて
「うわっ 汚ねぇ こいつ」と思って
いやいや…
いや だから 芸人としてさ
それがオチ? ちょっと待って
(笑い声)
美意識が なさすぎるんだよ
<芸人仲間の柳亭小痴楽には
地方公演で忘れえぬ記憶がある>
僕 夜中 こうやって
酔っ払って帰ってくると
隣の部屋から 稽古の声 聴こえて
パンパン パンパン
釈台っていうか…
パンパン パンパン
張り扇 たたいてる音 聞こえて
…で 朝 6時7時ぐらいに
目ぇ覚めたら
隣の部屋から
また 稽古の声 聴こえてきて
…っていうのが 2週間ず~っと
こっちが病気になるぐらい
<自宅に8畳の稽古場を持ち
寸暇を惜しんで
ネタを増やし続けてきた>
これで… たたいて
<入門13年>
<一言一句 違えることなく
演目を写してきたノート>
3話目の「お登勢殺し」が
どっか行っちゃいました
「元禄14年3月の14日
浅野内匠頭長矩公は」って
これを まぁ ずっと音読で
染み込ませるみたいな
その 口調とかを
最後まで本番同様に しゃべったら
「一」つける みたいな
100いったら自然に覚えてるだろう
みたいな感じで…
(スタッフ)
伯山さん よく「天才」みたいな
言われ方するじゃないですか
はぁ はぁ はぁ
(スタッフ)それって じゃ ご自身は
どう思ってんですか?
それは あの…
メディアが あおってる感じで言ってる
ことだなぁってことですね
まぁ だまされるやつは
だまされるし
あの… 分かってる人は
分かってるしってことで
でも 何か どっかで でもね
あの 自負もあって
何か 何て言ったらいいのかな
その… う~ん…
こんなに頑張ってんのは俺だな
っていうのは思ってますね
それは もう 間違いなく
<旅先でも欠かさない日課が
毎朝5キロのランニング>
<長台詞をひと息で語りきるための
トレーニングだという>
まっすぐ ひたすら行って…
(スタッフ)分かりました
いいっすか?
(スタッフ)大丈夫です
<初めは
気遣ってくれていたのだが…>
大丈夫ですか?
(スタッフ)はい
<どんな時もマイペース… なのだ>
<今年1月>
(女性)よろしくお願いします
お世話になります
お願いいたします
あっ いるんだ そこに
<松之丞は
5夜連続の独演会に挑んだ>
<演目の「畔倉重四郎」は
江戸を舞台にした
希代の悪党の一代記>
<全19話
10時間にもなる大ネタを
今どき 通しでやる者など
ほとんどいない>
<だが 松之丞は
こうした連続物を
高座にかけることこそ
己の本領と考えていた>
でも あれだなぁ
あ~あ… しんどい
<開演まで あと2時間>
脇差しに血がついておる
してみれば
伊奈半左衛門のみならず
誰もが裁いても…
城富が その足で
すぐさま向かったのは
千住の小塚原でございます
<5日間通しのチケットは完売>
<お客たちも
全編を聴き通す覚悟だった>
えぇ 何だっけ…
<いつもの不敵さが
影を潜めている>
(出囃子と拍手)
<初日 開演>
重四郎の年は
御年19と申しますから
非常に年若でございました
これが
一見 優男でございましてね
色白で美男でございます
<剣術に秀でる重四郎は
父を亡くして悪の道へ…>
<人殺しの場面が 見どころの一つ>
ほおかむりを取りますと
そこに現れた畔倉重四郎!
穀屋平兵衛を見るなり
「え~いっ!」と斬って捨てた
「うぅ~!」
一刀のもとに そこに倒れる
思わず 三吉 「人殺し~!」
三吉は 倒けつ転びつ
どこかへ消える
穀屋平兵衛は 一刀のもとに
絶命してるかと思いの外
口の端が
まだ動いているところを見ると
死ぬ少し前でしょうか
馬乗りになりました 畔倉
「まだ生きていやがる チッ!」
<一話が およそ30分>
<一日で4話の長丁場>
<重四郎に追っ手が現れるところで
初日は終わった>
「あっ…」
「あぁっ 何だ びっくりした」
真の下手人を見つけることが
できるや否や!
今日のところは 「越前の首」で
読み終わりでございます
(拍手)
<手応えを つかんだようだ>
<回を重ねるほどに
松之丞の重四郎は
すごみを増していく>
「悪いけど 鎌倉屋ばらしてきた
すぐさま 隠してくれ」
<ふてぶてしい悪漢が
憑依したかのようだった>
「重四か!」
<そして 十二話>
<ついに
重四郎は捕らえられる>
二郎と辰が ボソッと…
「御用だ」
「御用だ!」
大黒屋十兵衛こと畔倉重四郎
思わず う~っと 馬乗りになる
「あっ」と仰向けになって
ど~ん!
膝でもって 1人を蹴倒す
「御用だ!」と上がってくる者
「えいっ!」 これまた 斬りつける
ハハハ
フフフフ
<お客を引きつけて離さない芸は
巨費を投じる
海外ドラマにも劣らない>
<しかも こちらは たった一人>
<いよいよ 最終日>
<悪事が白日の下にさらされ
重四郎は裁きを受ける>
「畔倉重四郎 頭を上げい」
「はっ」
<勧善懲悪をよしとする講談は
めでたし めでたしで
終わるのが本来だ>
<だが 松之丞は
台本にない重四郎の捨て台詞で
締めくくってみせた>
「フッ… フッ フッ…
ハハハハハハ…!」
「いいか?
これから てめぇたちは
情けなく じじいとばばあになり
汚ねぇ
薄い せんべい布団でもって
『あぁ こうしてりゃあ よかった
ああしてりゃあ よかった』と
細く長い浮世を
憂うに違えねぇんだ」
「そこいくと 俺は太く短く生き
歴代の中でも悪行三昧重ねた
この畔倉重四郎
後世に語り継がれる
悪党となろう」
「てめぇたちの名前なんざぁ
歴史には残らねぇが 俺は残る」
「せいぜい
まぬけな薄っぺれぇ浮世を
楽しんで生きるがいいやな」
「ハハハハ! ハッハッハッ…!」
<それは
今の時代に向けて切った
松之丞36歳の啖呵かもしれない>
<5日前>
<神田伯山の襲名を機に
何やら 新しい動きを始めていた>
カメラを撮っていただく
番頭さんの
タカジとイマイチとキコウを
映して
こういう番頭でやってるっていう
この人たちが主力でやってる
っていうのを まず撮って…
(スマートフォン:司会者)六代目・神田伯山
真打昇進襲名披露口上を
申し上げる次第でございます
<新たに始めた 動画配信>
<自身の高座を
楽屋裏まで公開している>
いや~ 完璧だなぁ
う~ん… うなるな
別に 僕は 何か変な料理とか
作ってるわけじゃないし
くそつまんねぇ 何か
再生数 上げたいだけみたいな
動画では ないぞと
私の興行だけじゃなくて
他の寄席も
「じゃ 行ってみよう」
っていうふうになったら
何か いいなぁと思いましたね
うん
ちゃんとしてますね 俺ね
<六代目・神田伯山は我が道を行く>
<芸の力を信じているのだ>
<伝説の始まり>
<僕らは 愛こそが全てだと
本気で思っている>
<King Gnu>
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