「初めてセックスをしたのは、大学1年生の18歳のとき。スーパーへ買い物に行く途中、声をかけられたのです。そう、ナンパです」
フツーの女性ならば秘密にしたいような、ちょっと残念な“ロストバージン秘話”を自伝的エッセー『蜜の味』(小学館刊)で明かすのは、国民的な「エッチなお姉さん」となった壇蜜(32)である。
過激な格好での登場がすっかりおなじみとなった彼女だが、性の生い立ちもなかなか奔放。剃毛、SM、レズビアンといったプレイを経験していくのだが、彼女が「微笑ましい思い出」と語るエピソードがある。
「ローターを挿入した状態から抜こうとして、コードがスポッと抜けたことがありました。あのときは2人とも焦ったなあ」
自主規制はほぼなし。自分の心と身体をあけすけに見せるのは、なぜなのか。
「素の状態で人と接すること。これは仕事でもプライベートでも大切だと思っています。セックスだって、裸が基本。飾らない自分でいたい、クリアでありたい。そう、もしかすると裸でいることが自分にとって清楚なのかもしれません」
飾らず清楚な、素のままの自分--そんな自分の姿を見せられないからこそ、みんな彼女にハァハァしてしまうのかも。
撮影■ヤナガワゴーッ!
※週刊ポスト2013年3月8日号