会話

いや、これは安倍政権への批判ではない。 小坪慎也が2016年熊本震災時に自警団を作れと言い、「井戸に毒」なる朝鮮人虐殺を引き起こしたヘイトスピーチを肯定したのと全く同じ論理。 「いざという時、国家は守ってくれない」という言い方をした、日本型の新自由主義的統治性と言ってもいい。
引用ツイート
百田尚樹
@hyakutanaoki
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皆さん、 政府は無能です。 国民の命を守るんだ!という意志も能力もないことが明らかになりました。 自分と家族の命は自分で守りましょう! お互いに、生き抜きましょう!
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百田尚樹はある意味正しい。 新型コロナ対策から震災まで、日本国はもはや防疫や復興の基本もできないほど無能で意思もない。 だからこそ政府批判のテンプレ化は極右の国家批判にやられる。 百田や小坪型の国家批判は家族や自警団こそ正義で、草の根のレイシズム運動から国家の殺人機能を要求する。
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だから百田尚樹ら極右こそ、人口を生きるべきものと殺すべきものに分けよとする国家レイシズムの立場からの国家批判を本分とする。 百田尚樹らを安倍政権応援団としてだけみていてはいけない。 どんなに腐敗した愛国ビジネスパーソンでアベ友だったとしても、極右としては国家批判は仕事の中心。
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日本では今までレイシズム研究があまりにも非実践的に行われたせいで、このことは全く理解されなくなっている…。 日本でレイシズムを考えるなら、いっそ日本のアカデミズムの逆をいくべき。つまり「人種」を考えないこと。 人種とは何か?という問いから逃げて、現実の差別の効果から考えること。
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例えば人種概念の西洋中心主義を批判し、非西洋の視点から捉え直すことで普遍的に適用できる人種概念を提案したとしても、大した意味があるとは思えない。 問題は人種ではないからだ。 問題は人種化して国家に殺させる権力のメカニズムだ。この権力こそ「人種とは何か」と私たちに問わせるものだ。
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レイシズムとは何か、を考える時、 ①「人種とは何か」という問いを捨てる ②「人種差別の効果とはどのようなものか」という問いを考える これが大事。 ②の効果とは、人間を生かすべき/殺すべき者に分け、国家に殺させること。 この生死を分けるレイシズムの機能こそが①「人種」を作り出す。
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このようにシンプルに考えることで、レイシズムの驚くほどの多様性と柔軟性を理解することはできるはず。 またレイシズムが人口を人種化して国家に殺させる権力だとわかれば、極右運動が国家レイシズムを求める運動として、常に国家礼賛であると同時に国家批判であることの二面性をも理解できるはず。
午後2:46 · 2020年2月16日Twitter for iPhone

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