国際女性デー記念シンポジウム「121位の私たち ジェンダー格差をどう変える」を開催

 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長: 渡辺雅隆) は来たる3月3日(火)にお茶の水女子大学と共同で、ジェンダーギャップを考察し、日本の女性にエールを送るシンポジウムを開催します。

 世界経済フォーラム(WEF)が昨年12月に発表した「男女格差(ジェンダーギャップ)報告書」の日本の順位は調査対象153カ国中121位と、過去最低の順位です。そこで、3月8日の「国際女性デー」を前に、米ニューヨーク・タイムズ初のジェンダー・エディターを務めたジェシカ・ベネットさんらを招き、日本が直面するジェンダー格差の打開策について考えます。

 

【プログラム】
 第 一 部: インタビューセッション「アメリカのジェンダーギャップの現状」
 ジェシカ・ベネット氏(ニューヨーク・タイムズ 前ジェンダー・エディター)
 フランチェスカ・ドナー氏(ニューヨーク・タイムズ ジェンダーイニシアティブ・ディレクター)
 リッチ・素子氏(ニューヨーク・タイムズ東京支局長)
 インタビュアー 望月洋嗣・朝日新聞社「GLOBE」編集長

 第 二 部: トークセッション「ジェンダー格差をどう変えていくか?」(質疑応答つき)
 室伏きみ子氏(お茶の水女子大学長)
 堀江敦子氏(スリール株式会社代表取締役)
 石川優実氏(#KuToo運動呼びかけ人、俳優)
 ジェシカ・ベネット氏
 フランチェスカ・ドナー氏
 リッチ・素子氏
 モデレーター 杉山麻里子・朝日新聞社社会部次長、「Dear Girls」担当デスク

 

【登壇者プロフィール】


ジェシカ・ベネット氏:ニューヨーク・タイムズ 前ジェンダー・エディター
 受賞歴のあるジャーナリスト、評論家。米ニューズウィーク誌で編集を、ウェブ版タイムでコラムニストなどを担当。守備範囲は、ジェンダー、カルチャーなど。シェリル・サンドバーグが創設した女性のための非営利団体"LeanIn.org"の総合監修者としても活躍する。 『フェミニスト・ファイト・クラブ』が初の著作。

 


フランチェスカ・ドナー氏:ニューヨーク・タイムズ ジェンダーイニシアティブ・ディレクター
 米ウォールストリート・ジャーナル紙、米フォーブス誌を経て、ニューヨーク・タイムズに入社。政治、経済、文化、グローバル化などの分野で、女性に関わる問題について取り上げている。週1回のコラム「In Her Words」のエディターとして、金融や政治、ハリウッドなど幅広いトピックについても執筆してきた。

 


リッチ・素子氏:ニューヨーク・タイムズ東京支局長
 英フィナンシャル・タイムズ紙、米ウォールストリート・ジャーナル紙を経て、2003年にニューヨーク・タイムズに入社。政治、社会、国際関係、安全保障、文化など幅広い分野をカバーする。とくにジェンダーや移民、日本の人口動態などに関心を持っている。

 


室伏きみ子氏:お茶の水女子大学長
 お茶の水女子大学卒業、東京大学大学院修了後、ニューヨーク市公衆衛生研究所研究員。医学博士。専門は生命科学。お茶の水女子大学教授、理学部長、理事・副学長を経て2015年から現職。ストラスブール大学客員教授、日本学術会議会員、日本医療研究開発機構監事などを歴任。

 


堀江敦子氏:スリール株式会社代表取締役
 大手IT企業勤務を経て、2010年に25歳で起業。仕事と子育ての両立を体験するインターンシップ「ワーク&ライフ・インターン」の事業を展開する。経済産業省「第5回キャリア教育アワード優秀賞」を受賞。現在は、企業向けに若手女性・復職社員・管理職向け研修を展開している。

 


石川優実氏:#Kutoo運動呼びかけ人、俳優
 2017年に、#MeToo運動に共鳴し、芸能界での自らの経験を発信した。2019年には、職場でのパンプス義務づけに反対する#KuToo運動を展開。ネット署名を呼びかけ、厚生労働省に届けた。運動は世界中のメディアで取り上げられ、英BBC「100人の女性」に選出された。

【シンポジウムの概要】
タイトル: 国際女性デー記念イベント「121位の私たち ジェンダー格差をどう変える」
主  催: 朝日新聞社、お茶の水女子大学
協  賛: 明治安田生命保険相互会社
特別協力: ニューヨーク・タイムズ
日  時: 2020年3月3日(火)18:00~21:00(開場17:30)
入 場 料 : 一般 1,000円 学生 無料
会  場: お茶の水女子大学 講堂(徽音堂)
※同時通訳および託児サービスをご用意しています

お申し込みはこちらから https://globe.asahi.com/article/13042673

※事前にお申し込みのない場合はご参加いただけませんので、必ず事前にお申し込みください。
※ご参加の際は必ず身分証明書をお持ち下さい。お忘れになった場合には会場内にご入場いただけません。
詳細についてはお申し込み後にお知らせいたします。
※駐車場はご用意しておりませんので、大学構内に駐車していただくことはできません。