http://itar-tass.com/opinions/interviews/20422014/03/30 エテリ・トゥトベリーゼ「ユーリヤ・リプニーツカヤを私は既に自由にしました」
今シーズン最も成功した女子シングルスケーターであるユーリヤ・リプニーツカヤのコーチ、エテリ・トゥトベリーゼは、日本での世界選手権の後、シーズン最後の試合での教え子の演技について、将来の計画について、ITAR-TASS通信社特派員に語った。
—このような緊張したシーズンの最後に二位に入るということは、大変な価値があることですから、当然誇りに思われるでしょう?
「誇りというものは、コーチが感じなければならない感情ではありません。やってきた仕事が無駄では無かったということが、単純に嬉しいですね」
—ということは、彼女が立派な仕事をしたという思いはあるのですね?
「はい。ただ、少し残念な後味はやはり残りました。サルコウの転倒、さらにそれが二回転扱いになることは計算していなかった。つまり、もし彼女があれを外して、ただ手を振って滑った方が、ジャンプに入るよりも稼げたということですから」。
—しかし、ユーリャ自身が指摘しているように、サルコウがうまくいったとしても、やはり一位になるには点が足りなかったのではないですか。いずれにしても9点はもらえなかったでしょう。
「このジャンプで彼女は6.5~7点失いました。加えて、自動的に構成点が下がりました。しかし、ジャンプでのエッジの判定は、少し厳しいものでした。加えて最初のジャンプ、ルッツ-トーループでの判定には、私は同意出来ません」。
—つまり、大会が日本で開催されていて、浅田真央が主要な優勝候補者であるにもかかわらず、あなたは最後までユーリャの勝利の可能性を信じていたということですか。
「待ってください。浅田はミスを犯したのですから。もし、彼女が非難の余地がない滑りをしたのだったら、私たちはもう金メダルを狙わないことは明らかです。しかし、彼女がミスをした以上、私たちがクリーンな滑りをすれば、彼女の弱い点を利用することはできた筈です」。
—そこには、あなたの最大限追求主義が現れていますね。
「だって、将軍になりたくない兵士っているのかしら」。
—ただ、このような難しいシーズン、つまり、おびただしい数の特に嬉しい出来事や、オリンピック後の騒ぎが詰まったシーズンの後で、傍から見ていると、二位は既に素晴らしいと思えるのですが。
「同じ意味で、それに同意します。だって、ショートプログラムの後で、三位は、ここで私たちができる最大限だな、と思ったのですから。私たちよりも上位になった選手たちの滑りのもとでは、より上を狙うのは難しかった。しかし、フリープログラムでの展開を考えると、全てが力に応じたものだったとお分かりでしょう。さらに言うとすれば、もし私たちが理想的にプログラムを滑って、それでも二位だったとしたら、私には何の問題もなかった。私たちは出来ることの全てをやったのだと納得したでしょう」。
—ユーリャの滑りの時は、真央の演技の後で、お土産やらプレゼントやらで埋まった氷に出て行ったと言われていますね。中国大会の時にも同様な状況だった。その時にはユーリャの滑りはうまく行かなかった。今回は大丈夫だったのですか。
「その時と状況は若干違っています。何に関係していたのかは分かりませんが、もしかしたら、審判席との関係だったのかもしれませんが、今日は、観客たちは氷の片側にだけ花を投げ入れていて、ユーリャにはアップの小さな場所が残されていました。中国ではそのような場所もなかった。花が全方向に投げ込まれて、きれいな氷がほとんど無かったのでした。しかし、もちろん、正確にはこれを良いアップだとは呼べないでしょう」。
(以下略)
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- 2014/03/30(日) 23:51:58|
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