新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、アジアの港を巡るクルーズ船への各国の対応が揺れている。感染者が乗っている恐れがあるなどとして入港拒否が相次ぎ、根拠が明確でないケースもあって世界保健機関(WHO)の幹部は苦言を呈した。感染症を想定した国際的な取り決めはなく、ルールの穴が浮かんでいる。
米ホーランド・アメリカ・ラインが運航するオランダ籍のクルーズ船「ウエステルダム」が13日、カンボジア…
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