月刊HiVi 2020年2月号を読んで、驚きの声を上げた方は多いはずだ。VSV16ページに、堀切さんがDVDの断捨離を決行すると書かれていたのだ。あの堀切さんがコレクションを手放す!? そんなことが起こりうるとは、想像だにしなかった。ここでは2020年1月27日に粛々と行なわれた断捨離・第一回と、貴重な映画資産を受け継ぐべく集まったシネフィルたちの様子を紹介する。(編集部)

画像: 「じっくり調べると、かなり貴重なディスクもあるんですが……」と堀切さん

「じっくり調べると、かなり貴重なディスクもあるんですが……」と堀切さん

 相次ぐ強烈な台風で列島が震撼した2019年、記録的な大雨は我がDVDコレクションを保管していたトランクルームにも被害をもたらした。

 管理会社から「冠水によってトランクルームを閉鎖するかもしれません」と連絡を受けたのが9月。トランクルームは自宅から徒歩5分ほどのマンションの地下1階にあり、エアコンが常時稼働している快適な環境にあった(夏場でも室温24度を超えない)。被害状況を確認しに行くと、フロアは水浸しとなっており、天井から壁面を伝わって水が流れ込んでいた。

 ようやく排水作業も終わった10月、台風による無情な大雨がとどめを刺すことに。退去には今年2月までの猶予を与えられたものの、もはや他所へ移る体力も気力もない。

画像: とりあえず棚の手前にあるディスク(ずべての棚は手前と奥の2重にディスクがならんでいた)を廊下に並べてみた。写真に写っているのも全体の4分の1弱です

とりあえず棚の手前にあるディスク(ずべての棚は手前と奥の2重にディスクがならんでいた)を廊下に並べてみた。写真に写っているのも全体の4分の1弱です

 このトランクルームを契約したのは平成17年9月。入居許可が下りたのが11月。その後、ルームスペースを厳密に計測(間口131cm、奥行280cm、天高230cm)。電動ドリル片手に発注していた間口90cm、奥行30cm、天高210cmのラック6台を組み立て、ルームの両サイドに厳重に固定(床から5cmほど立ち上げていたのが功を奏した)。

 DVDの搬入は大型ワゴン車を使用したが、何往復しただろうか。そしてアルファベット順に整理。仕事の合間を縫って行なった引っ越し作業が終了したのは、翌年1月初旬のことだった。この作業をもう一度? いやいや、無理ですって、もうコレは。

 思えば1980年代から買い続けた輸入盤LD。正確な枚数は把握していないが、間違いなく1万枚以上は購入(LDは別の場所に保管)。その後、1997年にアメリカでDVDが登場、当然のように購入比率も輸入盤DVDが上回っていった。LDの終焉から21世紀のブルーレイの登場まで、DVD購入枚数は4000枚を優に超えていた。以前、NHKから取材を受けた時には、LDとDVDの総数1万5000枚超、総額1億2500万円超(輸入盤を円換算)と見積もられた。

画像: 棚のひとつはエアチェックディスクのコーナー。手書きやプリンターで作ったラベルがほとんどすべてに貼り付けられており、内容がひとめで分かる。堀切さんってホントにマメなんですね

棚のひとつはエアチェックディスクのコーナー。手書きやプリンターで作ったラベルがほとんどすべてに貼り付けられており、内容がひとめで分かる。堀切さんってホントにマメなんですね

 実際のところ、いまDVDを鑑賞する機会はほとんどない。貴重なクライテリオン・タイトルもすべて配信で楽しめる時代だ。快適な部屋でただ眠るだけのDVD。今回の出来事は、天の、映画の神様の授けてくれた断捨離のきっかけなのかもしれない。きっと、そうなのだ。そう思うと気が晴れた。

 管理会社による回収・破棄の前に、シネフィルの面々に大切に鑑賞してもらいたい。きっとDVDもシアワセだろう。今回のシネフィル訪問のあとにも、幾人かの映画好きが訪れてDVDを抱えて家路についた。これでいいのだ。どの作品を持ち帰ったのか。コチラからそれを問うこともしない。問えばきっと、瞳が潤んでしまうだろうから。

 さらば、別れの時だ、我がDVDコレクションよ。ありがとう。

画像: 映画遺産の相続人たち。それぞれお気に入りディスクを発見しました

映画遺産の相続人たち。それぞれお気に入りディスクを発見しました

画像: さらば、別れの時だ、我がDVDコレクションよ。日本一のソフト・コレクターが、 5000枚を超えるDVDの断捨離を決行! それでも、“映画遺産”は、受け継がれていく
画像: 上と左は、2008年3月号の月刊HiViで取材させてもらった時のトランクルームの様子・発売元別にきちんと整理もされており、まさに映画愛を感じられる空間でした

上と左は、2008年3月号の月刊HiViで取材させてもらった時のトランクルームの様子・発売元別にきちんと整理もされており、まさに映画愛を感じられる空間でした

あなたが集めたクライテリオン・コレクション確かに受け継ぎました。
堀切邸の断捨離に参加して …… 須賀 隆

画像: 堀切さんの、「クライテリオンDVDを受け継いでくれるのは須賀さんしかいない!」というひと言で、ほぼ棚ひとつ分のディスクを引き取ることに。それでも嬉しそうな須賀さんでした

堀切さんの、「クライテリオンDVDを受け継いでくれるのは須賀さんしかいない!」というひと言で、ほぼ棚ひとつ分のディスクを引き取ることに。それでも嬉しそうな須賀さんでした

 日本一のソフト・コレクターと言って過言でない堀切さんが、輸入盤DVDの処分を決めたのは並大抵の決断ではないと思う。

 もちろんブルーレイやUHDブルーレイへの移行により、旧作DVDを再見する時間がないという理由も大きいと思うが、コレクターにとってソフトの放出とは身内との決別に匹敵する喪失感があるもの。AVライフを送っている人なら誰もが了解できる事だと思う。堀切さんほどではなくとも、過去に泣く泣くVHSを処分したりレーザーディスクを放出した経験は、いまでも痛恨のトラウマとして誰もが抱えている問題だと思う。

 そこで目下、実家に戻ってスペースに余裕ができた自分が、堀切コレクションの要とも言っていいクライテリオン・コレクションを総て引き受ける決断をしたのだ。まだ整理途中だが、通しナンバーに合わせてまんべんなく集められたコレクションはゆうに500枚を越える分量で、日本未発売が大半だが、日本発売されたタイトルでも別原版だったりと、レアな作品が多い。

 この貴重な映画遺産に誰も見向きもしない時代が来たことを嘆きつつも、自己の映画史の欠片を埋める作業ができる喜びは何ものにも代え難い。堀切さん、あなたが集めたクライテリオン・コレクション確かに受け継ぎました。ありがとうございました。また、次の断捨離があれば、声をかけてください。

画像: 須賀さんが引き取ったDVDは、段ボール6箱を超えた。写真の分をコンビニから宅急便で送った後、箱に収まらなかったディスクは紙袋でハンドキャリーしていた

須賀さんが引き取ったDVDは、段ボール6箱を超えた。写真の分をコンビニから宅急便で送った後、箱に収まらなかったディスクは紙袋でハンドキャリーしていた

愛すべきソフトたちが、産業廃棄物になるなんて悲しすぎる。
微力ながら、映画資産のおこぼれをわが家にも

画像: 写真左と中央のD-Theaterを覚えている方はかなりのマニア。2000年頃にフォックスが北米で発売したハイビジョンビデオテープだ。こんなものまであるとは、さすが堀切コレクション。右は「T2」HD DVDのスチールケース!

写真左と中央のD-Theaterを覚えている方はかなりのマニア。2000年頃にフォックスが北米で発売したハイビジョンビデオテープだ。こんなものまであるとは、さすが堀切コレクション。右は「T2」HD DVDのスチールケース!

 “2月いっぱいでトランクルームを引き払うんです。このままにしておくと、産業廃棄物として処分されてしまうので……”という堀切さんからの電話に、愕然としたまま声が出なかった。

 思えば堀切さんがトランクルームに5000枚のDVDや数百本のD-VHSテープを保存していると聞いて取材にお邪魔したのがHiVi 2008年3月号でのこと。愛するディスクたちに囲まれてシアワセそうな顔をしている堀切さんが印象的だった。

 それから12年、空調の効いた快適な空間で大切にされてきたディスクたちに旅立ちの時がやってきたのだろう。これだけ愛されたDVDたちが産業廃棄物になってしまう……それは映画ファンとして見逃すことはできない。ほんの少しでも、自分の手元にも残しておきたい。

 そんな気持ちに賛同して集まってくれたのは、須賀さんを始めとする3人の映画ファン。これから雪になるかもしれないという天候の中、気分はいつしかナチュラル・ハイ。トランクルームの隅々まで見逃すことなくタイトルを追うことしばしで、気がつけば3時間以上が経過していたのです。

 今回みんなでサルベージできたのは、おそらく1000タイトルちょっと。膨大なコレクションの一部に過ぎなかったけど、番長の映画資産は確かに受け継ぎました。大事にさせていただきます!(泉 哲也)

画像: このタイトルのディスクが破棄されるのを見逃すわけにはいかない。と持ち帰ったはいいけれど、既に自宅には同じタイトルの国内版DVDがあるわけで……さてどうしたものでしょう

このタイトルのディスクが破棄されるのを見逃すわけにはいかない。と持ち帰ったはいいけれど、既に自宅には同じタイトルの国内版DVDがあるわけで……さてどうしたものでしょう

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MAY 2020 NEW RELEASES - THE CRITERION COLLECTION

クライテリオンから届いた2020年5月のBLU-RAYリリース・アナウンス。リリース順に、エリック・ロメールジョン・スタージェスポール・ダノドロシー・アーズナージョン・カサヴェテスマーティン・スコセッシがラインナップ。5月12日リリース予定となっているのが、ジョン・スタージェス監督作『大脱走』(1963)です。

もはや説明不要の娯楽大作が登場。第二次大戦下のヨーロッパ戦線。ドイツ軍の捕虜収容所に囚われた連合軍将校が集団脱走を計画。それは床からトンネルを掘って収容所の外に抜けるという大胆な計画だった。巧みなチームプレイで脱走は成功するが、やがてドイツ軍の追跡が始まる。

画像: Wielka Ucieczka - The Great Escape (1963) Zwiastun - poral.eu www.youtube.com

Wielka Ucieczka - The Great Escape (1963) Zwiastun - poral.eu

www.youtube.com

出演はスティーブ・マックイーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソン、デヴィッド・マッカラム、ハンネス・メッセマー、ドナルド・プレザンス、ジェームズ・ドナルド、ジョン・レイトン、ゴードン・ジャクソンほか。とりわけ若手俳優陣の豪華さは、のちの活躍を考えると目を瞠るものがあります。

撮影は『ウエスト・サイド物語』でオスカーを受賞したダニエル・ファップ。音楽は『荒野の七人』『モダン・ミリー(オスカー受賞)』のエルマー・バーンスタイン。35mmオリジナルネガからの最新4Kデジタルレストア版(2020年1月フランス限定公開マスター)。

画像2: ジョン・スタージェス監督作『大脱走』【クライテリオンNEWリリース】
画像3: ジョン・スタージェス監督作『大脱走』【クライテリオンNEWリリース】
画像4: ジョン・スタージェス監督作『大脱走』【クライテリオンNEWリリース】
画像5: ジョン・スタージェス監督作『大脱走』【クライテリオンNEWリリース】

SPECIAL FEATURES

  • NEW 4K RESTORATION OF THE FILM, with uncompressed monaural soundtrack on the Blu-ray
  • Alternate 5.1 surround soundtrack, presented in DTS-HD Master Audio on the Blu-ray
  • Two audio commentaries, one from 1991, featuring director John Sturges and composer Elmer Bernstein; the other, from 2004, featuring actors James Coburn, James Garner, and Donald Pleasence
  • New interview with critic Michael Sragow
  • "The Great Escape": Heroes Underground, a four-part 2001 documentary about the real-life escape from the Stalag Luft III prisoner-of-war camp during World War II, including interviews with POWs held there
  • The Real Virgil Hilts: A Man Called Jones, a 2001 program on the United States Army Air Forces pilot David Jones, the inspiration for Steve McQueen's character in the film
  • Return to "The Great Escape," a 1993 program featuring interviews with Coburn, Garner, actors David McCallum and Jud Taylor, stuntman Bud Ekins, and McQueen's son, Chad McQueen
  • Trailer
  • PLUS: An essay by critic Sheila O'Malley

DISC SPECS

TitleTHE GREAT ESCAPE:THE CRITERION COLLECTION
ReleasedMay 12, 2020 (from Criterion)
SRP$39.95
Run Time172min
CodecMPEG4/AVC
Aspect Ratio2.35:1
Audio FormatsEnglish LPCM 1.0 (48kHz/24bit), English DTS-HD Master Audio 5.1 (48kHz/24bit)
SubtitlesEnglish SDH

FILM SPECS

タイトル大脱走
1963
監督ジョン・スタージェス
製作ジョン・スタージェス
製作総指揮ウォルター・ミリッシュ
脚本ジェームズ・クラヴェル, W・R・バーネット, 《原作》ポール・ブリックヒル
撮影ダニエル・ファップ
音楽エルマー・バーンスタイン
出演スティーブ・マックイーン, ジェームズ・ガーナー, リチャード・アッテンボロー, ジェームズ・コバーン, チャールズ・ブロンソン, デヴィッド・マッカラム, ハンネス・メッセマー, ドナルド・プレザンス, トム・アダムス, ジェームズ・ドナルド, ジョン・レイトン, ゴードン・ジャクソン, ナイジェル・ストック, アンガス・レニー, ロバート・グラフ, ジャド・テイラー
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2020年のアカデミー賞が発表されましたね。作品賞をはじめ、色々と話題になっていますが、ここで取り上げるのは、最多ノミネート作品であった『ジョーカー』。

画像: ジョーカーが表紙のHiVi3月号は、2/17発売

ジョーカーが表紙のHiVi3月号は、2/17発売

主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、作曲賞(ヒドゥル・グドナドッティル)を受賞した本作のUltra HD Blu-rayの発売を記念して、HiVi3月号では、“『ジョーカー』&DCコミックス映画”を特集しました。

IMAX・ドルビーシネマという2大プレミアム映画館での再上映も実施された『ジョーカー』、ご覧になった方は多いでしょう。アカデミー賞では衣装、撮影、編集、音響編集、録音賞などにノミネートされたことからも分かる通り、『ジョーカー』は映像にも、音声にも観るべきものがある映画です。

つまり、環境を整えて、繰り返し観るほどに新たな発見がある、そんな自宅鑑賞向きの作品でもあるということ。

本特集では、『ジョーカー』の映像や音楽/音響へのこだわりをとことん掘り下げました。未見の方も、IMAX・ドルビーシネマで鑑賞した方も、本誌を片手にディスクをかけてみてはいかがでしょうか。

画像: 昨年の劇場公開時から、IMAX・ドルビーシネマでの取材を実施。プレミアムな映画館のよさ、“家庭劇場”=ホームシアターのよさ、それぞれを明らかにしていく

昨年の劇場公開時から、IMAX・ドルビーシネマでの取材を実施。プレミアムな映画館のよさ、“家庭劇場”=ホームシアターのよさ、それぞれを明らかにしていく

画像: アカデミー作曲賞を受賞した『ジョーカー』。挿入される既成の音楽にも意味づけがあるようで、劇中でかけられる音楽をキーに絵解きを試みる

アカデミー作曲賞を受賞した『ジョーカー』。挿入される既成の音楽にも意味づけがあるようで、劇中でかけられる音楽をキーに絵解きを試みる

画像: 4Kでの鑑賞を可能にするのは、Ultra HD Blu-rayだけではない。Apple TV 4Kを使えば、ストリーミングで4K&HDR&ドルビーアトモスの鑑賞が叶う。そのクオリティについて検証を実施した

4Kでの鑑賞を可能にするのは、Ultra HD Blu-rayだけではない。Apple TV 4Kを使えば、ストリーミングで4K&HDR&ドルビーアトモスの鑑賞が叶う。そのクオリティについて検証を実施した

画像: そもそも、DCコミックスって? という方もご安心を。『ジョーカー』をより楽しむための基礎知識編「DCコミックスとは何か?」や「DCエクステンデッド・ユニバース相関図」も収録

そもそも、DCコミックスって? という方もご安心を。『ジョーカー』をより楽しむための基礎知識編「DCコミックスとは何か?」や「DCエクステンデッド・ユニバース相関図」も収録

画像: DCコミックスを原作とする映画は、見応えのあるUltra HD Blu-ray(4K映像)としても数多くリリースされている。ここでは、4K作品をフィーチャーしつつ、DCコミックス映画の歴史をたどる

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先ごろ、ソウルノートのSACD/CDプレーヤーS-3をフィーチャーし、たくさんのお客様で賑わったアコースティックラボのイベント。その2月開催分の詳細が明らかになったのでご案内しよう。

画像: アコースティックラボ 蔵前ショールーム 防音・音響建築工事を専門とし、オーディオルームやホームシアター、あるいは音楽の練習室など、いい音のための空間をつくるプロフェッショナルとして、日本中に広く知られている会社。イベントの会場となるのは、その本拠地として同社の持てる技術やノウハウがふんだんに盛り込まれた空間だ。 www.acoustic-designsys.com

アコースティックラボ 蔵前ショールーム

防音・音響建築工事を専門とし、オーディオルームやホームシアター、あるいは音楽の練習室など、いい音のための空間をつくるプロフェッショナルとして、日本中に広く知られている会社。イベントの会場となるのは、その本拠地として同社の持てる技術やノウハウがふんだんに盛り込まれた空間だ。
www.acoustic-designsys.com

まず日程と場所。今月末の2月28日(金)と29日(土)の2日間開、東京・蔵前にある、おなじみのアコースティックラボ・ショールームが会場となっている。

EVENT DATA
■開催日時
2月28日(金) 18時~20時
・17時開場、18時までは自由試聴時間)
2月29日(土) 13時~15時
・10時~12時 オーディオルーム個別相談会
・12時~13時 自由試聴時間 ※CDもしくはファイル音源のみ
・15時~17時 オーディオルーム個別相談会
※個別相談会に関してご希望の方は、申込フォーム備考欄にご記入、もしくは電話にて事前にご予約ください。
■会場
・アコースティックラボ 蔵前ショールーム
住所:東京都台東区柳橋2-19-10 第二東商センター2号館 B棟1F
・アクセスマップ https://www.acoustic-eng.co.jp/company/kuramae/
■お問い合わせ先
・TEL:03-5829-6035
・MAIL:kusakai@acoustic-labo.com
・担当者:草階(くさかい)様
申込みフォームは、↓こちらをクリック
https://acaudio.jp/?p=2763

N2 factoryのTT-10Rに、テクニクス SP-10RとIKEDA SOUND Labs.のトーンアームを組み合せた状態。当日は、DSAUDIOの光カートリッジを組み合せる予定。

www.stereosound-store.jp

イベント当日使われるDS-W2 光カートリッジ 税別400,000円

www.ds-audio.biz

トーンアームはIKEDA Sound Labs. IT-407SS 税別1,250,000円

www.kaji-lab.co.jp

今回のテーマは「家人に気兼ねしなければならない深夜オーディオの悩ましさに困っている方の防音対策」で、前半は、アコースティックラボ代表取締役の鈴木 泰之氏による講演が行なわれる予定。
後半は、サブテーマを設けて実施される試聴会となっており、今回はアナログレコードをじっくりとお楽しみいただく予定とのこと。注目されるのは、ここで使われるアナログレコードプレーヤーシステムで、テクニクスのダイレクトドライブ方式ターンテーブルSP-10Rと、DS AUDIOの光カートリッジDS-W2が組み合されるという。いずれも注目のオーディオコンポーネントとして、広く話題を集めているモデルであり、この組合せで奏でられる音楽がいったいどんなものなのか、オーディオ愛好家なら一度は聴いてみたいと思うに違いない。また、SP-10Rを支えるキャビネットとしてN2 factoryのアルミプレシジョンモデルTT-10Rが、カートリッジのパフォーマンスを最大限引き出すためにIKEDA Sound Labs.の最新ハイエンドトーンアーム IT-407SSが用意される点も注目ポイント。この構成ではまだ1度も音を出したことはなく、いわば本邦初公開のサウンド。当日は、DS AUDIO、IKEDA Sound Labs. N2 factory各ブランドの製品担当者も会場に詰めているとのことなので、こだわりの開発ストーリー聞くことができるかもしれない。

お聴きいただくアナログレコードは、ステレオサウンドで制作している限定盤で、現在制作中の作品や、すでに廃盤となってしまっているタイトルなど、このイベントでしか聴けないラインナップが取り揃えられるとのこと。もちろん、会場ではステレオサウンドのレコード即売会も実施されるので、一般のレコードショップには並ばない貴重なレコードをじっくり手に取ってお求めいただくことが可能となっている。クレジットカードやPayPayでの支払いもOKなので、ぜひともお気軽にお越しいただきたい。会場でみなさまのお越しをお待ちしている。

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 トライオードでは、プレミアムシリーズの新製品アンプ2機種とCDプレーヤー最新モデルを対象に、“春の「QUOカード」プレゼントキャンペーン”を実施する。

 以下の対象モデルをキャンペーン期間中に注文し、応募期限内に製品に同梱された「トライオードオーナーズクラブ登録用紙兼キャンペーン応募用紙」を返送してくれた方全員に、10,000円分のQUOカードをプレゼントするというものだ。

 キャンペーン期間などの概要は以下の通り。同社製品の購入を考えている方はこのチャンスをお見逃しなく。

春の「QUOカード」プレゼントキャンペーン
●対象機種:
 真空管プリメインアンプ「MUSASHI」「Z-300W」「TRZ-300W-WE300B」
 CDプレーヤー「TRV-CD6SE」
●キャンペーン期間:2020年4月30日までの注文分が対象
●応募期限:2020年5月15日までに同社に届いた応募用紙が対象
※応募用紙と共に販売店の領収書またはレシートのコピーを添付すること。QUOカードの発送は5月下旬を予定

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 オーディオ・ビジュアル&ホームシアター専門店のアバックでは、オーディオ基幹店舗『Classic馬車道店』を中心に新宿本店、名古屋店、梅田店においてMcIntoshアンプ全ラインナップの常設展示を本日、2月14日より開始した。

 店頭展示機としては珍しいとされるマルチチャンネル・パワーアンプのMC303/MC207/MC205といった製品まで含めて、McIntoshアンプが奏でる魅力が各店舗で提案される。B&W 800D3 Seriesと合わせたHi-Fi試聴や、マルチチャンネル・アンプを使用したシアターサラウンド視聴にも対応。優雅で高品位な音が奏でられる。

お近くに起こしの際には、ぜひともお尋ねいただきたい。

【McIntosh Amp導入店舗/展示ラインナップ】

◆アバックClassic馬車道店

 Pre Amp:C1100/D1100/C70

 Power Amp:MC1.25KW/MC2301/MC75/MC2152

 Integrated Amp:MA9000/MA252

 Speaker:800D3/802D3/803D3/804D3/805D3

◆アバック新宿本店

 Pre Amp:C53

 Power Amp:MC611/MC152

 Multi Channel Power Amp:MC303

 Integrated Amp:MA7200

 Speaker:800D3/802D3/803D3/804D3/805D3

◆アバック名古屋店

 Pre Amp:C53

 Power Amp:MC312/MC275VI

 Multi Channel Power Amp :MC207

 Integrated Amp:MA8900

 Speaker:804D3

◆アバック梅田店

 Pre Amp:C49

 Power Amp:MC462

 Multi Channel Power Amp:MC205

 Integrated Amp:MA5300

 Speaker:804D3

詳しくは、下記アバックのHPへ

画像: アバック McIntoshアンプ全ラインナップ常設展示開始!
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 ヒビノインターサウンド株式会社は、デンマークの音響機器メーカーDPA Microphones(ディーピーエーマイクロホンズ)のバイノーラル・マイクロホン「CORE 4560」を、2020年2月10日(月)に発売した。価格はオープンプライス。

 「CORE 4560」は、映画制作や放送局をはじめとする世界中のサウンドシーンで高い評価を得ている高品位ミニチュア・マイクロホンを搭載する、ヘッドセットタイプのバイノーラル・マイクロホンだ。

バイノーラル・マイクロホン「CORE 4560」型番:4560-OC-B-B00

 イヤホンのように両耳にセットした高性能マイクが、周囲のサウンドを正確かつ自然に収音。映画やゲームなどの音作りはもちろん、音質にこだわる動画配信など、繊細で再現性の高い音質を必要とする様々な用途で利用ができる。

 本機は世界中の放送局や劇場など、音質に厳しいプロの現場において高い評価を得ているミニチュア・マイクロホン「CORE 4060」を搭載。マイク径はわずか5.4mm。その小ささからは想像できないほど透明感のある自然な音質が特長。感度の差も1.5dB以内で、左右のバランスが良い極めてナチュラルな収音を実現。

 映画「スパイダーマン:ホームカミング」や「ミッション:インポッシブル/ フォールアウト」の撮影に採用されるなど、プロフェッショナル・シーンにおけるスタンダードマイクとして幅広く活躍している。

画像1: ヒビノインターサウンドから、映画制作や放送局で活躍する高品位マイクロホンを搭載したバイノーラル・マイクロホン「CORE 4560」が発売された。発売日は2020年2月10日

 ヘッドバンド部には、頭のサイズや形状に合わせて適切に調整可能な軽量かつ柔軟性の高いフレームを採用。左右のイヤーフック部にあるマイクは、イヤホンと同じ要領で外耳道の近くに配置。

 また、付属のウインドスクリーンを使用することで、ウインドノイズを防ぐと同時にマイク位置が安定、付属のクリップで衣服に固定することにより首動かしてもマイクがずれにくく、安心して動き回ることができる。

 コンパクトかつスマートなデザインのためマイクそのものが目立ちにくく、街中でも自然な収音が可能だ。本機のマイクカプセルは「IP58 規格」に適合しており、塵や水分に対する高い耐久性を備えているため、マイクカプセルは純水を使用したクリーニングも可能となっている。

画像2: ヒビノインターサウンドから、映画制作や放送局で活躍する高品位マイクロホンを搭載したバイノーラル・マイクロホン「CORE 4560」が発売された。発売日は2020年2月10日

「CORE 4560」の出力コネクターにはMicroDotタイプを採用。別売の変換アダプターと組み合わせることで各社のワイヤレスシステムに接続することができるほか、XLR3ピンコネクターへ変換して各種レコーダやミキサーへの接続も可能。

 また、DPAのオーディオインターフェース「MMA-A」を併用することで、iOS デバイスへ容易に接続が可能。各種レコーディングアプリを使用して、簡単に録音することができる。

 

画像: デジタルオーディオ・インターフェース「MMA-A」(別売)

デジタルオーディオ・インターフェース「MMA-A」(別売)

マイク部の仕様

指向特性:無指向性
形式:プリポラライズド・コンデンサー型
周波数レンジ:20Hz ~ 20kHz
感度( ± 2dB、1kHz): -34dB re 1V/Pa
等価雑音レベル(A ウェイト) :23dB(A) re. 20 μ Pa
全高調波歪率(THD) :1% 以下(129dB SPL ピーク)
ダイナミックレンジ( 代表値) :106dB
最大音圧レベル:134dB SPL peak
電源:ファンタムDC48V ± 4V、ワイヤレスシステム:5V ~ 50V
コネクター:MicroDot × 2
質量約30g ※ケーブル含む
付属品:ウインドスクリーン大× 2/ 小× 2

画像: マイク部の仕様

 

問い合わせ

ヒビノインターサウンド株式会社
TEL: 03-5783-3880
FAX: 03-5783-3881

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