はじめに
いろいろなブログで"おすすめまんが100選!"みたいな記事を皆様もみたことがあるのではないだろうか
- 漫画 おすすめ
- 漫画 面白い
みたいなワードで検索すると上位に上がってくるものだから、見ちゃうよね。
アフィサイトくっそ〜〜!と思いながらも、まだ見ぬおもしろ漫画を求めてついついクリックしてしまうのである。(いずれこのサイトでも作ってやるからな・・!儲かりそうだし・・!)
しかしながら、このタイプのサイトをいくつも読んできた僕から言わせてほしいことがひとつ。
Landreaallが入ってねえ!!!
ふざけんな!なにがマイナーだけど面白いマンガ100選だ?!書店員が本当におすすめする漫画ランキングだ?!?Landreaallが入っていない時点でくそランキングだ!出直せ!Landreaallを全巻読んだ上でお詫び記事を書け!書店やめちまえ!図書委員からやりなおせ!!
かくいう僕も年間に30万円以上は漫画につぎ込むほどには、漫画好きである。
いわゆる有名所の作品はすべて読んできたし、話題となる漫画は片っ端からチェックしている。多分少なくとも数万冊レベルでは読んでるはず。
そんな僕が現在も連載中の漫画でランキングをつけるとするならば、TOP3に確実に入るであろう作品がLandreaallだ。
いや、格好つけた。一番好き!!Landreaallが一番すき!!!!
というわけで前置きが長くなったけど、僕の大好きな作品Landreaallの好きなシーンを勝手に書く、というのがこの記事の趣旨だ。
なんでこんな記事を書こうと思ったかというと、現実社会でLandreaall好きな人と出会ったことがなく、語りたいけど語れないという悲しい人生なので吐き出したい。それだけなんだ。いや頑張って布教はしてるんだ。でもアカデミー編前にみんな合わなかったっていって読むのやめちまうんだ。そこからなんだ、おもろいのは・・。(急な脱線)
それではいくぞ!
ここからはLandreallを読んだことない人はまじで読む意味ないからブラウザバックだ!
名シーンランキング
第9位
バイオテロ
なによりこのアンちゃんの表情よ。
このシーンのいいところは他国の催事に干渉してしまうという大政治問題のそのすべてを包み隠して別問題にすり替えて解決させてしまう、というおがきちかの脚本力に尽きる。
ここまでDXは自由奔放でやろうと思ったことはなんでもできる万能人間のように描かれてきた。
しかしこのウルファネア回で自分より強い人間の存在と、自分の力だけではどうしようもないことがあることを知る。関わる大人全員かっけー最高のシーン!異論はねえよなあ!
第8位
DX祝祷_18巻


ゼクスレン教官とシェランの間に生まれた子供にDXが祝祷するシーン。
勇敢であれ 誠実であれ 寛大であれ 高潔であれ 信念を持て 友を信じよ 善なる人を導け そして自由であれ
もうこれってDXを構成するすべてだよね!
"自由であれ"なんて変わった祝祷ね、的なことがこの後描かれるんだけど、たしかにそう!たしかに"自由であれ"ってのはDXらしくてすげー素敵!なんだけど!ここに"友を信じよ"があることが一番グッと来るのわかってくれるか!?
エカリープで同世代の男友達がいない中育ったDXがアカデミーを経て、この言葉を祝祷としたことが一番あちーんだよ!!
第7位
リゲインとユージェニの名前の意味_29巻

もう本当報われてよかった。それに尽きる。。
革命の真実については長いこと描かれてきたが、リゲインとリルアーナ王女についてはずっともやもやが続いてたのできれいに終わって本当に良かった。このシーンを初めて見た僕はリゲインより泣いてた。
そしてディアの天恵をここで使うのもまじで伏線やばくねえか先生!!
第6位
DXとオズモおじさん_30巻


DXが珍しく純粋な気持ちでオズモおじさんに王という"花冠"の意味を問うシーン
心の声と実際の声が真逆なことを言うオズモおじさん。
一見冷たく描かれているオズモおじさんの表情だが、この冷たい表情にオズモおじさんの国に対する思いと"なにがなんでもいい国を作る"という信念を感じることができる名シーン。ばかかっこいい。
第5位
フィルの腕の癖を治す六甲_12巻

フィルと六甲が友達関係であるだけでもう幸せでうふふふふふうふなんだけど。
このシーンは巻末のおまけ的な部分なんだけど、物語に関わってくるので見逃せない!
第4位
六甲が間接的にイオンを守ることを知る_16巻

フィルの腕を治した後、六甲はDXとイオンの護衛を辞め、五四さんとリドを助けるためDXと共にウルファネアへ向かう。
しかしそれはイオンと物理的に離れることに繋がり、なにかあったときに守れなくなってしまう。
"役割(護衛)のせいで友を助けられない"のは違う、しかしイオンになにかあったら・・・!そんな葛藤が六甲にあったかと思う。
んで現実は不幸なことに六甲不在の中、スピンドルの襲撃をアカデミーは受けることになる。
イオンを危険に晒してしまったという六甲の後悔や自責は計り知れないものだったと思う。
しかしフィルの腕を治すことにより、間接的にイオンを守ったことを知るシーン。
このシーンの六甲の表情よ・・・。
六甲の表情が描かれるのは結構稀なんだけど、このシーンは特に大好き。
このシーンで泣くのはきっと俺くらい。
12巻の巻末のおまけが伏線になって泣かせてくるとか天才か!おがきちか!
第3位
ティティと学長_14巻


スピンドルとの戦いの後、学長への報告のシーン
ティティは騎士団を指揮しているときに2度大きな決断をする。
それは"味方に増援を出さない"という決断と"イオンを利用する"という決断だ。
増援を出さなかったのは、全体を守るために仕方のない選択だった。
しかし身分ある立場とはいえ、学生であるティティには非常に重い選択だったかと思う。
イオンの利用はイオンの"純粋な戦闘力"の部分と"姫として騎士団を鼓舞する"能力の2つを利用した。
しかしティティが本当に悩んでいるのは騎士団を鼓舞する能力の方だった。イオンがその力に気づいたときに傷つくことを想定した上で、全体を守るために騎士団の能力向上のためにイオンを利用した。
どちらの決断も、全体を守るために一部を犠牲にするという決断であった。
幸いなことに死者が出ることはなかったが、最悪なケースが起こりうる決断をしてしまったことにティティは思い悩み、このシーンにつながる。
学長が最後に"私にとってはアトルニア一の騎士団だよ"とティティに伝えるシーンがもう本当に最高。
本当にティティが報われてよかった。。学長が理解ある人でよかった。。
第2位
イオンぶちぎれ_10巻

第2位はイオンぶちぎれの一コマ。
ウルファネアからDXへの手紙を手渡したフィルをRケリーが詰問するシーン。(本来は学長を経由するはずだった)
本来の運用から外れたイレギュラー対応をしたことは程度はどうあれ怒られてしまうのは妥当。
しかしこのシーンでは"立場をわきまえろ"という発言に対してイオンは激昂する。
イオンがブチ切れる前の一瞬の表情を描くコマ。ここがおがきちか天才なんだよなあ!!(右上のコマね)
間違ってることに対してしっかり怒れるイオンの強さや誠実さにゾクゾクが止まらない大好きなシーン。イオンちゃんかわいいよ。
イオンはチョコを食べてるときもいいけど怒ってるときこそ至高(完全なる蛇足)
第1位
ハルの涙_13巻
第1位はスピンドル編 終盤のこのシーン。
スピンドルの迎撃に成功し、安堵している生徒たちにド直球に突きつけられる身分問題。
騎士団を組成し、共に共通の敵と戦った戦友フィル。
その仲間の家族を"身分が違う"だけで守らない社会。
フィル自身もそんな現実を当たり前として受け入れている。
きっといままでは"当たり前"だったんだと思う。
しかし身分や家柄を気にしないDXとの出会いによる影響と、騎士団の組成を通じて、身分による差別が"当たり前"ではないと気づく瞬間を描いた名シーン。
ここで注目したいのはジアとの対比。
ジアはフィルの家族が守られないことについて特になにも気にしていないことがわかる。これはこの子が悪ってわけでは全然なくて、いままでのこの世界では当たり前ということが読者によくわかるように絶妙に配置されている。
"DXとの出会いと騎士団でともに戦った経験"が、ハルや他の貴族の生徒の価値観を変えるきっかけとなったことがわかる。
ここのジアの使い方!おがきちか先生あんたは天才だ!!
そして涙を流したハルの表情。
悲しみやつらさを一切感じさせないその表情は、ハル自身もなぜ涙が流れたのかを理解できていないことがわかる。"こぼれ落ちる"という表現がここまで合うシーンを描くおがきちか先生!天才だあんたわ!
僕はこのシーンにLandreaallのすべてが詰まっていると思っている。(勝手に)
- 王と民
- 騎士と傭兵
- 貴族と平民
いろいろな軸で身分について描かれる本作。
そんな身分による壁や価値観をDXやアカデミーの生徒が少しづつ変えていく。
今後この国がどう変わっていくのか、本当に楽しみ!
読者によっていろいろ感情移入するキャラクターは違うと思うけど、僕は完全にアンちゃん目線で見てしまってる。
アトルニアはおもしろくなるぞ!
最後に
くっそ長くなったwww
でも全然書き足りない。最近のシーンをあんま出せなかったのが反省点。おがきちかは天才。
みんなの好きなシーン聞きたいんだ!語りたいんだ!!!飲みに行こう!!!
よければtwitterしてるのでLandreaallについて語ろう!