(台北中央社)新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中央感染症指揮センターは14日、衛生福利部(保健省)が出している感染症渡航情報で、日本に対する渡航アドバイスを「レベル1・注意」に引き上げたと発表した。同センターは報道資料で「日本で感染源が不明なケースが相次ぎ、隠れた市中感染がすでに発生している可能性があるため」と説明している。
同部は日本に渡航する国民に対し、現地での一般的な予防措置の順守を求めている。
渡航アドバイスは3段階に分かれ、レベル1は危険度が最も低い。衛生福利部とは別に外交部(外務省)が発表している「渡航警戒情報」では4段階で最も低い「レベル1」が日本に出されている。発表・更新日は13日付。同部は渡航への注意を呼び掛けている。
(編集:名切千絵)