松山英樹(27)=レクサス=は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71、イーブンで42位スタートとなった。首位は同組で回り、64の7アンダーで回ったマット・クーチャー(米国)。タイガー・ウッズ(同)は2アンダーで17位。
この大会は昨年まで「ジェネシスOP」として行われてきたが、今年から準メジャーに格上げされ、賞金額も大幅アップ。そのため、世界ランク上位10人のうち9人が出場した。そんな、今後のビッグマッチに向けた絶好の試金石になる大会で、松山はイーブンの滑り出し。「悪い雰囲気ではなかった」と、優勝争いに割り込めそうな手応えを語った。
前半は14番パー3で第1打を打ち込んだ右バンカーが目玉状態でダブルボギー、続く15番も寄せミスでボギーと苦しんだ。だが、後半はアイアンショットが回復。2番は8メートルを沈め、3番は2メートルにつけて連続バーディーにした。
初日はクーチャーが飛び抜けたため首位とは7打差だが、松山は過去の大会で4位に入ったこともあり、コースとの相性は悪くない。そのクーチャートとは第2日も一緒に回る。「少しでも縮めたい」と気合を入れた。