NHK、朝の和久田アナと夜の桑子アナを入れ替えへ

真野啓太

2020年2月13日19時29分

新たに朝の「おはよう日本」を担当する桑子真帆アナウンサー(左)と、夜の「ニュースウォッチ9」を担当することになった和久田麻由子アナ=13日午後、東京都渋谷区のNHK放送センター

NHKの朝のニュース番組「おはよう日本」の平日を担当する和久田麻由子アナウンサーと、平日夜の「ニュースウオッチ9」を担当する桑子真帆アナが新年度の放送から入れ替わる。NHKが13日、発表した。

 この日開かれた記者会見では、桑子アナと和久田アナが交代への思いを語った。桑子アナは3年間務めた夜の番組から朝の番組に移ることになる。「今、ちょうど寝る時間に、起きることになる。大丈夫だろうかと、内心不安ではある」としつつ、「視聴者が毎朝明るく前向きにスタートしていただけるように、微力ながらお手伝いできたらいい」と述べた。

 おはよう日本のキャスターを6年にわたって務めた和久田アナは、同じニュース番組でも、一日の始まりから終わりの時間帯に移ることになる。「これまで以上に、そのニュースの焦点は何か、今日お届けすべきメッセージは何か。一つひとつのニュースの肝の部分まで深掘りして伝えたい。キャスターとしての色もにじませていけるといい」と意気込んだ。

 このほか新年度からの各番組のキャスターが発表され、平日夕の「ニュース シブ5時」のメインキャスターに阿部渉アナが就くことや、土曜夜の「ブラタモリ」の担当アナウンサーが、林田理沙アナから浅野里香アナに交代することなどが明らかにされた。(真野啓太)

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