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【ラグビー】

「やっぱり五輪はメダルを取らなきゃダメ」7人制ラグビーの認知度向上へ 桑水流裕策2大会連続出場&前回の4位超えに意欲

2020年2月12日 20時32分

7人制日本代表候補合宿に参加している桑水流

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 2016年リオデジャネイロ五輪でラグビー男子の7人制日本代表主将を務めた桑水流(くわずる)裕策(34)=コカ・コーラ=が12日、埼玉県熊谷市で行われている同代表候補合宿で取材に応じ、2大会連続の五輪出場とメダル獲得へ意欲を見せた。

 リオ五輪では1次リーグでニュージーランドを破り、3位決定戦で南アフリカに敗れたものの4位。日本ラグビー界最高の成績でも、7人制の認知度は上がらなかった。

 「やっぱり五輪はメダルを取らなきゃダメなんです。そのために少しでも力になりたい」

 その思いで昨年7月、自ら岩渕ヘッドコーチに直訴しての代表復帰。12月からワールドシリーズ3大会に出場したが、成績は最高で14位と奮わず、自身も代表を外れた。

 現在、男子代表の「1軍」はワールドチャレンジャーシリーズの南米遠征中、桑水流ら居残りメンバーは熊谷で強化合宿中だ。

 「今は2軍という評価。今の課題は2日間6試合を同じレベルで戦い抜く体力と、ボールを前に運ぶ力。15人制の癖を直しているところです」

 ミスター・セブンズと呼ばれるベテランは、東京五輪でのメダル獲得、そして7人制の価値向上に挑む。

 

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