日本サッカー協会は13日、東京都内で理事会を開き、今年4月にも欧州内に常設の事務所を設置することを決めた。計約50人に増えた日本代表、Uー23日本代表の欧州組の選手たちを直接的にサポートするのが狙い。現地駐在の協会職員が選手の情報収集に当たるほか、選手たちの声を拾い、時差なくサポートしたり、より密なコミュニケーションを図ったりしていくという。
拠点候補には、ドイツのデュッセルドルフなどが挙がっている。関塚技術委員長は「A代表、Uー23代表で50人以上、下の世代でも非常に多く選手がヨーロッパにいる」と欧州でプレーする選手が増加傾向にある点を指摘した上で、「選手たちに寄り添い、代表活動をより有効にしていきたい」と話した。