首都圏個人のピアノ教室に子どもたちを通わせていましたが、昨年9月に強制退会とな...

首都圏個人のピアノ教室に子どもたちを通わせていましたが、昨年9月に強制退会となりました。

そのお教室はお母さん先生と二人の娘さん先生の三人の講師で運営されており、子どもたちはお母

さん先生にそれぞれ年長・三歳の頃より二年ほど習っていました。
先生からの勧めでピティナのコンクールに出場し運良く入賞出来たことをきっかけにお教室内アドバンスコースに移りました。
コース変更後はドイツに留学経験があるピティナ正会員の娘さん先生にさらに二年ほど習っておりました。
(ピティナのコンクール・ステップの審査員も務めています)

お教室の発表会が昨年9月にあったのですが、それをきっかけに我が家は講師都合でお教室を強制退会させられています。

その経緯なのですが、発表会では演奏の前に写真撮影がありましたが、撮影時には保護者は撮影場所及びホールには立ち入らないよう事前にお教室から注意がありました。
しかし、当日私はやむを得ない事情でスタッフに声をかけた上でホールに入りました。
この時決して無断で立ち入ったわけではなく、スタッフに事情を話し確認した上で、です。
ところが後日講師から「写真撮影時にお母様がホールに入ったのを見て驚いた。禁止事項はお守りください」との厳しいお咎めのメールが届きました。
ホールに入った理由、そしてそれはスタッフに確認の上であったことを説明したのですが、「スタッフに確認しましたところ、スタッフはホールには入らずにお待ちくださいとあなたに注意したのにも関わらず、あなたは注意を無視してホール内に勝手に押し入った。申し訳ありませんが、禁止事項をお守り頂けなかったため今後の会の継続に支障をきたすと判断しましたので今月いっぱいで当教室をお辞め頂きたく存じます」とのことで、事実とは異なる内容をもとに(嘘の理由で)強制退会となりました。

そのメールは読み切れないほどの超長文だったのですが、他にもあることないこと事実とは異なる事柄を盛り込んでこちらを一方的に責め立てる内容に終始し、ただただ驚愕しました。

さらには、お教室には伝える必要のない子どもの受験検討校のことを子どもに聞き出した上でネットで調べ上げ、それを元に色々と詮索する内容も含まれていました。
(子どもは現在受験生でもあり塾通いをしています)

具体的な次のあてがないままに子どもたちのレッスンが突然なくなってしまい、とても困りました。
毎回のピアノ教室を楽しみにする子どもたちに退会のことをどう説明してよいのか悩んでしまい、また何も知らずに次なる目標のクリスマス会に向けて練習を重ねる子どもたちを前に、クリスマス会には出られないんだよと言うことも出来ずに、私はその後一カ月ほど食事も睡眠もまともに取れない日々が続きました。

もう到底私には対処のしようがなく、これ以降の対応を主人にお願いすることにしたのですが、夫婦で話し合った結果、親として子どもへの謝罪のみをお願いしようということになり、個人名にてお手紙を送りました。

ところがその後、主人の職場にピアノ講師の代理人の方から連絡が入ったのです。
お教室に主人の職業や勤務先をお伝えした覚えはなかったのに、どうして連絡が来るのでしょう。
お手紙に書いた主人の名前をネットで検索し、情報を割り出したようでした。
（またもや個人情報をネット検索）

結局代理人の方と主人との話し合いになり、講師側からの契約解除により子どものレッスンが継続出来なくなったことに関して謝罪を頂く方向となりました。
が、講師側が謝罪をすることに対しなかなか納得せず、最終的には代理人の方の強い説得により何とか二ヶ月経ってやっと謝罪を頂くことができました。
しかし、自発的な謝罪ではありませんし、代理人の方が作成した文書に仕方なく署名と捺印のみという内容です。

生徒側にもピアノ講師側にも選ぶ権利はありますし、人間なので相性はあります。
勧められるがままにコース変更をしてしまい、講師の教育者としての資質を見抜けなかった母親の私にも責任があるかと思います。
(前任の講師はとてもお人柄の良い人でしたのでコース変更をしなければ良かったのです)
ただ、受験勉強と並行して日々ピアノ練習を頑張っていた子どもが不憫でなりません。
子どもたちのレッスン態度等には何の問題もなく、毎年コンクールの準備も頑張ってそれなりに結果も残しておりました。
子どもたちには何の非もありません。
お教室にはたくさんのお友達がおり、発表会やクリスマス会で会えることを子どもは楽しみにしていたのですが、その楽しみも奪われてしまいました。
小学生の子どもに本当の経緯を話すわけにも行かず、お教室選びを間違えた自分を未だに責めています。
教えてもいない主人の職場にまで連絡が来たこともとてもとても迷惑でした。

音楽の世界ではこのようなことは普通に許されていることなのでしょうか？