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【政治】

首相、辻元氏に「意味ない質問」 桜、モリカケの非難にやじ

 安倍晋三首相は十二日の衆院予算委員会で、立憲民主党の辻元清美氏に「意味のない質問だ」と着席したままやじを飛ばした。野党は抗議し、委員会は約十分間、紛糾した。

 辻元氏は、質問の最後に桜を見る会や森友・加計学園を巡る疑惑を挙げ「鯛(たい)は頭から腐る。ここまで来たら頭を代えるしかない」と首相を非難した。直後にやじが飛び出した。

 首相は、次に質問に立った立民の逢坂誠二氏に「私に反論の機会が与えられず『こんなやりとりでは無意味ではないか』ということは申し上げた」と不規則発言を認めた。その上で「罵詈雑言(ばりぞうごん)の連続だった。ここは一方的にののしる場ではない」と反論した。

 立民の安住淳国対委員長は自民党の森山裕国対委員長と会談し、首相のやじについて「あるまじき行為で断じて容認できない」と謝罪と撤回を求めた。 (木谷孝洋)

 

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