新型肺炎、中国向け国際路線67%減 観光・高額品打撃
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新型肺炎
中国・台湾
2020/2/12 18:00
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日本経済新聞 電子版
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新型肺炎の拡大で中国と世界を結ぶ航空網が細っている。直近の中国向けの国際線を集計したところ、路線数は世界保健機関(WHO)が1月30日に緊急事態宣言を発表する前より67%減った。減少率は中国滞在者の入国を拒否する米国で8割弱、日本や韓国でも5割に達した。減便の影響だけで累計240万人の往来が途絶えた計算になる。観光産業の落ち込みなどで、世界経済の減速を招きかねない。

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