プロフィール
大学卒業後、初期臨床研修を終えて約1年半、大学病院で内科医として勤務していました。当時は主に糖尿病の患者さんを担当していました。その中で糖尿病というひとつの慢性疾患を抱えて生きていく患者さんの心の葛藤に触れ、人の心に強く関心を持つようになりました。ちょうどその頃、幸運にも出身大学に臨床心理学専攻の大学院が創設され、そこで聴講生として臨床心理学を学ぶ機会を得ました。臨床心理士の教授のケース陪席、指導下で数例のカウンセリングも担当させていただき、定期的にスーパービジョンも受けさせていただきました。臨床経験の豊富な先生方の下で学ぶ体験を通じて、人の心に対する愛おしさや畏敬の念が深まり、今度は精神科という領域で患者さんのお役に立てればという気持ちになりました。たくさんの素晴らしい出会いに恵まれ、当院で勤務することになりました。「治療共同体」という当院の理念を身体に浸透させ、愛すること・感動することを常に忘れずに、患者さんやご家族、そしてゆくゆくは地域のお役に立てるよう努めていきたいと思っています。