【ことわざ】
裸一貫
【読み方】
はだかいっかん
【意味】
「貫」は昔の貨幣単位で、一貫は一文銭千枚、一千文のこと。自分の体以外には何もないということ。財産も地位もなく、元手もない状態。
【語源・由来】
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【類義語】
・腕一本
・裸百貫
・褌一貫
【対義語】
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【英語訳】
(make one’s fortune)without anything to start with
with empty pockets
(start)from nothing
「裸一貫」の使い方
健太くんのおじいさんの銅像が、駅前にあるわよね?なんで?
僕のおじいさんは、裸一貫で海外に出て、商売で成功をして帰国したんだ。その時に、この町に電車が来るように線路を延伸させて、あの駅舎を寄付したんだよ。
健太くんのおじいさん、もともと商才があったんでしょうけど、相当がんばったわね。
英語も話せないまま海外に行ったんじゃないかな。勇気があるよね。
「裸一貫」の例文
- 十八歳の時に兄を頼って裸一貫こちらに渡って来たんだけど、その頃は、道路はコンクリートじゃなく泥んこで、駅も木造だったし、町にはマラリア、そりゃもうひどいもんだった。
- 現代自動車は日本の三菱自動車と提携して自動車生産を本格化し、鄭周永は裸一貫から一代にして韓国最大の財閥オーナーとなった。
- 彼は何を思ったのか、相続した財産を全部寄付して裸一貫で頑張る決意をした。
- トヨタ、日産に共通していることは、創業期に比較的潤沢な資金を持っていたことだが、これに対しホンダは、戦後の焼け跡から徒手空拳、裸一貫から出発した。
- 息子が一人前になったとき、おまえはこんな風に裸一貫でこの世に生まれて来たのだということを教えてやりたい、だから自分の力を信じて生きて行けという思いを込めてこの人形を作った。
- 我が家の子供の教育は、今後世の中がどうなってもいいように、裸一貫でも生き抜けることを想定して行われた。