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 和泉洋人首相補佐官厚生労働省の大坪寛子官房審議官が出張先のホテルで隣同士の部屋を行き来できる「コネクティングルーム」を利用していたことが問題になっている。

 12日の衆院予算委員会立憲民主党辻元清美氏は、和泉首相補佐官と大坪氏と出張について「ラブラブ旅行」と批判し、首相や菅氏に繰り返し質問した。主なやりとりは以下の通り。

 辻元氏  桜を見る会で首相の公私混同とか税金の私物化とか言われている。色んな体質が官僚にまで蔓延(まんえん)してきているんじゃないか、という懸念がある。加計(かけ)学園(問題)で登場した和泉補佐官。女性官僚、大坪寛子氏と税金で行った公務で、コネクティングルーム、中でつながった部屋に宿泊していたということが、先週この委員会で問題になった。そして2年前に4回公務で出張している。全部示し合わせたように、ミャンマー、インド、中国、フィリピン、コネクティングルームに泊まっていると。総理、これは、適切な海外出張だと思うか。国民(の間)に様々な誤解を招くのではないか。

 菅氏 和泉補佐官の出張だが、いずれもヘルスケア分野の政府間会合への出席などで、必要な手続きをとって適切に対応し、公私は分けているということだ。

 辻元氏 誰と誰が付き合おうが、どうでもいい。しかし、普通の会社では、上司がコネクティングルームに女性を無理やり入れたら、パワハラセクハラにあたる。合意の上なら職権乱用だ。はっきりけじめをつけたらどうか。

 首相 私はコネクティングルー…

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