元千葉ロッテマリーンズ・岡田幸文が、2017年にマークした打率に関する評価のコピペ。
これ以降、岡田自身を揶揄するフレーズまたは蔑称として「おか打」*1が使われるようになったが現在ではヤニキやMMなどと同様に蔑称の意味合いは薄くなり普通に使われる。
尚、岡田引退後は同姓のT-岡田(オリックス)が絶不調時に「T-おか打」と言われるようになった。
概要 
2017年のロッテはオープン戦を1位で終え、その戦いぶりからパ・リーグの優勝候補の呼び声も高かった。
しかし開幕ダッシュに失敗すると、そのまま最下位にどっかりと座るハメに陥った。特に春先はチーム打率1割台という超絶貧打やチーム防御率リーグワーストの投壊ぶりに悩まされ、たまに先発が好投しても援護がない*2と全く投打が噛み合わなかった。
そんな中、なんJにジョイナスレやキュラキュラキュラ…を彷彿とさせる狂気じみたコピペが投下され、「ロッテの悲惨なチーム状況が滲み出ている」と大ウケ。中でも岡田の「おかしいですよ」に対する伊東勤監督(当時)の「おかしいのはお前の打率だよ」という返答は汎用性が高く、たちまちなんJで定番のレス文になった。
件の岡田は最終的に打率.000(33-0)・OPS.132(5四球)という絶望的な打撃成績を叩き出す。同姓のT-岡田(オリックス)を捩った「0-岡田」や、やはり同姓の岡田准一主演の映画の題名から取った「永遠の0*3」といった蔑称も付けられてしまった。
コピペ 
千葉ロッテマリーンズ、5月のチーム打率.206!w
http://hawk.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1495660020/ ログ
27風吹けば名無し2017/05/25(木) 06:14:30.76ID:P46H98re0
~シャワー室~
角中「あー今日も負けちまった…」
伊志嶺「惜しかったですけどピッチャーが打たれましたね」
ガラッ
細谷「(あっ監督だ…)」
中村「(急にどうしたんだ…?)」
井口「(うわ瞳孔開いてる…気持ち悪りぃ)」
伊東「(おもむろにズボンを脱ぐ)おい、じゃあしゃぶれ」
一同「???」
伊東「しゃぶれよほら。こうやって出したんだからさ俺が」
ダフィー「ボス、アナタナニヤッテルンデス…」
伊東「何やってるじゃないんだよ。しゃぶれよ誰か」
岡田「監督…おかしいですよ」
伊東「おかしいのはお前の打率だよ。しゃぶれって言ってるんだよ俺はさあ。誰も言葉分からない?」
細谷「(やっぱり結構でかいなこの人…)」
伊東「え、何なの?しゃぶらないならここ出られないよ。部屋の鍵ここだから。鍵は口入れちゃうからほらほらもう誰も出られない。しゃぶらないと出られない」
福浦「監督…しゃぶればいいんですね?俺がやりますから」
伊東「そういう力んだ顔はどうでもいいからしゃぶれって」
鈴木「………」
伊東「大地、お前なに自分は当たってるから関係ないみたいな顔してんだお前
別に俺は打たないからしゃぶれなんて話でやってんじゃないぞ?しゃぶれって話をしてるんだよ
じゃいいわ。福浦の口あんまり良くないから、誰も手上げなきゃ次お前ね」
岡田「監督、やめてください。おかしいですよ」
伊東「だからおかしいのはお前の打率だって言ってるだろ。さっきから何なのこれ?何なのお前らの空気は?俺監督だよ?しゃぶれって言われて何でそんな顔してんの?もういいよ福浦はさ。あ、鍵今飲んじゃったごめん」
余談 
岡田の出塁は全て四球だったため、IsoDは.132と柳田悠岐(ソフトバンク)のそれに匹敵する驚異的な数値である。なお、40打席無安打はシーズン打率.000の打席数としてはNPB歴代ワースト5位、野手に限ればワースト1位である*4。
さらにシーズン終了後、セイバーメトリクスで使われるRC27という指標で-1.3点を叩き出していたということも判明。これは理論上「岡田を9人並べた打線の1試合平均得点数」を表しており、平均得点がマイナスという結論は指標の想定やなんJ民の想像を超える貧打であると再び笑撃、もとい衝撃を与えた。
最終的には、岡田本人も翌年1月13日放送のバラエティー番組「ジョブチューン」(TBS系)にて「ヒットを1本も打ちませんでした」「給料泥棒」と自虐ネタを披露するに至った。
翌2018年もこの状況は継続、7月10日には2連続一人ノーヒットノーランを達成し無安打の状況が続く。*5そして9月25日には大隣憲司と共に引退を発表*6。
「このまま無安打記録を最後まで継続して引退するのか?」とファンの注目を集めた本拠地最終戦(同年10月8日、対福岡ソフトバンクホークス)の引退試合には「1番・センター」でスタメン出場。案の定1打席目と2打席目は凡退し59打席連続無安打となり、桜井輝秀(南海ホークス、1977~1978年)の持つ野手の連続打席無安打記録*7を更新してしまう*8。
だが第3打席に左前打を放って2年連続無安打を免れると安打の打ち方を思い出したのか、さらに中前打・右前打で猛打賞、さらに1盗塁と大活躍し、有終の美を飾った*9。
この試合には岡田の家族も観戦に訪れていたが、安打の際に長女は「パパの打率が永遠の0じゃなくなったよ」、妻は「記録は更新してヒット打ったからいいだろう」と発言していたことが、年明けに放送されたTV番組「バース・デイ」の密着取材にて明らかになっている。
なお、岡田は本塁打を打つことなく引退。2501打席は通算無本塁打の選手の打席数としてはNPB最多記録である*10。
中日伊東ヘッドコーチ版(ジョイナス乱入編) 
このネタが作られた当時の監督だった伊東が2019年から中日ドラゴンズのヘッドコーチに就任すると発表されると、早速、「おかしいですよ」ネタが中日スレに輸入されさらにジョイナスレともコラボした改編版が作られた。なお、エルナンデスなど、伊東がヘッドコーチになった時点で退団・引退済みの選手も多々混じっているが気にしたら負けである。
本文はこちらから |
海の向こうでは 
MLBにおける野手の連続打席無安打記録は、岡田が無安打記録を樹立してしまった時点では1984年、当時CLEのトニー・バナザード(元南海/ダイエー)*11の57打席連続無安打がワーストだった。
しかし、色々な意味でインパクトを残した岡田の引退試合から約半年後の2019年4月、クリス・デービス(BAL)が62打席連続無安打と岡田をも超える衝撃の記録を樹立。前年に規定打席史上ワースト記録を樹立するなど史上最悪の死刑囚*12となっている中でのこの記録になんJは大盛り上がりしたことは言うまでもないだろう。
なおデービスも岡田と同じく無安打記録を止めたその試合で猛打賞を記録している。