那覇港に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる問題で、県は10日、那覇港で一時下船した乗客約2600人と長時間接触したバス運転手らのウイルス検査の実施基準を変更し、発熱やせきの症状が出ていない人は検査しない方針を決めた。一方、運転手らを含め、乗客と接触した可能性のある港湾や観光関係者ら約200人に対して、15日まで発熱がないかなど健康観察を続ける方針。10日時点で感染が疑われる人は確認されていない。
変更は、国立感染症研究所が6日、濃厚接触者について「重症化リスクが高いと想定される場合でも、無症状の場合は検査を実施しない」との方針を示したことによるもの。県は「発熱・せきの症状かつ武漢市を含む湖北省に2週間以内に滞在」した人など、感染症法に基づく国の基準に加え、県内では運転手などの長時間接触者も症状の有無にかかわらず検査対象としていた。

