急造捕手

Last-modified: 2020-02-12 (水) 12:52:03

捕手登録されていない選手が、捕手として試合に出場すること。
またその試合の記事等で用いられる表現を指す。


概要 Edit

捕手は他のポジションに比べ代えが効きにくく、プロ野球では出場メンバーに2~4人の捕手を登録するのが一般的である。また緊急事態を想定し、最低1人はなるべくベンチに残しておくのがセオリーである。
しかし登録捕手が全員出場不可能になってしまうことも稀に起こり、他のポジションの選手がマスクを被らざるを得ない時もる。
基本的には捕手経験のある者が担当する。


事例 Edit

1977年4月30日 阪神VS大洋戦
1991年9月26日 ダイエーVS近鉄戦
1993年7月3日 横浜VS阪神戦
1995年5月7日 ロッテVSオリックス戦
2006年9月10日 中日VS広島戦
2009年9月4日 巨人VSヤクルト戦
2012年5月10日 楽天VS西武戦
2016年4月17日 阪神VS中日戦
2017年6月6日 ツインズVSマリナーズ戦
2019年4月7日 オリックスVS楽天戦


関連項目 Edit


*1 山下和彦・光山英和・古久保健二
*2 NPB史上二人目
*3 一塁手として先発出場していたが、代走を送られ交代。
*4 イニングの頭から登板した豊田とは予めサインの確認をして万全の態勢で臨んでいたが、投手交代までは想定していなかったため藤田と野間口に関してはほぼ即席のサインを出していたという。
*5 実戦以外でも木村は2004年のアテネオリンピック代表に選ばれた際に、チームスタッフの少なさからブルペンキャッチャーも兼務していた。
*6 米野はこのシーズンから捕手から外野手にコンバートしており、捕手としての出場機会は無かった。
*7 スタメンを外れていた正捕手であるジェイソン・カストロはベンチに残っていたが点差が開いたこともあって完全休養させたと考えられる。
*8 楽天で今シーズン盗塁を刺した最初の捕手となった。平石洋介監督(当時)は「初めて盗塁を阻止したのが銀次だったので、担当コーチが頭を抱えていました」とコメント。