高い能力を持ち活躍を期待されながらなかなか飛躍しない若手・中堅選手を指す。主に「二軍の帝王」と呼ばれる選手が多い傾向にあり、ここを超えると「○○ニー」となる。
概要 
一場靖弘(元楽天→ヤクルト)が楽天時代に登板した際、解説者*1から「一場にはロマンを感じる」とコメントされたことが由来。そのため単に「ロマン」とだけ書くと一場のことを指す別称になっていたが、2012年から2015年にかけヤクルトにはオーランド・ロマンという名の外国人投手が在籍していたため判別がしづらくなった。ただし一場とロマンがチームメイトだったのは一場の現役最終年となった2012年のみである。
一例 
- 大田泰示(巨人時代・現日本ハム)
- 西田哲朗(楽天時代・現ソフトバンク)
- 和田恋(巨人時代・現楽天)
- 中川大志(元楽天→DeNA)
- 枡田慎太郎(元楽天)
- 白崎浩之(DeNA→オリックス)
- 中井大介(巨人→DeNA)
- 細川成也(DeNA)
- 江越大賀(阪神)
- 陽川尚将(阪神)
- 杉本裕太郎(オリックス)
- 塩見泰隆(ヤクルト)
絶望枠 
ロマン枠とは反対になぜこんな選手を上位で取ったのかとファンを嘆かせ、身体能力の低さや実戦での惨憺たる有様でさらに嘆かせる選手を指す。
元々は野球ch時代からの用語で実はこちらの方が先行している。由来は広島が2006年ドラフトにおいて希望枠で獲得した宮崎充登*2(元広島)を評した言葉とも言われ、カープファンからは低迷時の失敗ドラフトの代表扱いされロマン枠の対義語としてこの言葉が生まれた。
その他の例として
- 高宮和也(横浜時代・元横浜→オリックス→阪神)
- 高市俊(元ヤクルト)
- 蕭一傑(阪神時代・元阪神→ソフトバンク)
- 川上竜平(元ヤクルト)
- 柿田裕太(元DeNA)
- 中後悠平 (ロッテ時代・元ロッテ→MLB→DeNA)
- 野村亮介(元中日)
- 竹下真吾 (元ヤクルト)
- 伊藤隼太(阪神)
などが代表格とされる。