阪神タイガースの関連記事にて散見されるフレーズのこと。
ニュアンスとしては「○○最高や!○○なんて最初からいらんかったんや!」に近い。
経緯から阪神時代の蕭一傑(元阪神→ソフトバンク)の蔑称としても使われた。
概要 
2008年オフに横浜からFA宣言し、阪神と入団交渉をしていた三浦大輔*1が残留を表明した事から、2008年ドラフト1位で指名していた奈良産大の蕭一傑(しょう・いっけつ)*2を絶賛したサンケイスポーツの見出しである「ええの獲ったわ!虎、三浦断念も蕭がいる!」が初出。
ちなみに蕭は最速148㎞の直球と高い制球力が売りであるとされていたが、いざプロ入りすると特に致命的な故障歴がないにも関わらず直球のMAXは135㎞前後かつ変化球も制球力も見るべき特徴がないという地雷投手の典型であり、一軍で二登板しかできなかった。このような結果から、三浦を取れなかった負け犬の遠吠えのような見出しの悲壮感と肝心の蕭の不甲斐なさと合わせてネタにされた。
ちなみにこの年のドラフトを一部阪神ファンは「蕭ドラフト」と呼び2017年や2011年そして1995年*3と並んで阪神ファンの中では特に失敗ドラフトの代表扱いをされた*4。今でも阪神が謎ドラフトを行うたびに蒸し返されている。
余談 
また、助っ人外国人の場合、クレイグ・ブラゼルやマット・マートンなどの大成功補強から、ケビン・メンチやブルックス・コンラッドなどの失敗、さらにはマイク・グリーンウェルなどの壊滅的失敗まで幅広く使われている。なお助っ人外国人は別に「電鉄本社が金庫の重い扉を開けた」のフレーズが使われる場合も多い。
現在では球団を問わず新人など、入団したばかりの選手が試合で早くも活躍した場合にファンがこのフレーズを用いるケースがほとんどである。