イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督が11日、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、チーム合流が遅れていた新加入のFWオディオン・イガロ(30)について、17日の敵地でのチェルシー戦の「メンバーに入れる」と記者会見で明かした。マンUはイガロを先月31日、中国・スーパーリーグの上海申花から今季末までの期限付き移籍で獲得。しかし中国などで猛威を振るう新型コロナウイルスへの感染の懸念があり、今月スペインで行ったミニ合宿には参加させなかった。
指揮官は「できるだけ早く、彼と一緒にプレーしたい。彼もまた、私たちとプレーすることを切望している。フィジカル練習を見ただけだが、シャープになってくれると思う」と期待を込めた。イガロは現在負傷で長期離脱中のエース、ラシュフォードの穴を埋める点取り屋として期待されている。