地雷

Last-modified: 2019-11-26 (火) 11:47:58

前評判は高いものの、入団後結果を残せそうにない選手に対する蔑称。また、実際に結果を残せなかった選手に対しても使われる。
その由来から、ドラフト上位の若手選手へ使われることが多い。

概要 Edit

なんJ・野球chをはじめインターネット上においてはドラフト会議、ひいてはそれ以前のアマチュア野球(高校野球・大学野球・社会人野球など)や独立リーグの段階から選手を評価する者も多い。もちろんのことながらここでの活躍も高評価が付けられる対象となり、タイトルホルダー格や新記録を樹立した選手などには高い評価が集まっている。

一方、これらの選手がドラフトで上位指名を受けながらも、前評判とは異なるプレースタイルや入団前後の怪我などで期待されたパフォーマンスを出せず、二軍などで燻る状況などが発生することも多々ある。その場合「球団が成績に騙された」と見る向きから該当選手が“地雷”であるとされ、このように呼ばれるようになった。
特に大卒・社会人出身の上位指名者は即戦力に近い働きを期待されるため、遅くとも2年程度で結果を出さないと地雷認定されやすい。

地雷認定される例 Edit

地雷扱いされた2010年代の大学・社会人出身ドラフト上位選手(一部) Edit

  • 斎藤佑樹
    甲子園優勝投手だが、早大時代に故障したり当時35連敗していた東大相手に打ち込まれるなどしていた。
  • 伊藤隼太
  • 東浜巨
    高校時代は高い評価だったが大学時代に下落。
  • 中後悠平
  • 柿田裕太
  • 桜井俊貴
    全国的に無名且つ、ネット上では柿田の再来呼ばわりされていた。
  • 濱口遥大
    与四球率の高さと上背の無さから、2016年大学No.1左腕という触れ込みにも関わらず地雷扱い。
  • 田中正義
    創価高時代から重度の故障歴持ちで、体力面にも不安があった。
  • 大山悠輔
  • 近本光司
  • 梅津晃大
    素質は認められているが、故障やアクシデント続きで大学時代に1勝しかしていない。
  • 小深田大翔

注意 Edit

柿田のように芽が出ず数年でNPBを去るもの、東浜・桜井のようにプロ入り後数年してから結果を出すもの、濱口・大山・近本・梅津のようにルーキーイヤーから結果を出すもの、斎藤・伊藤のようになんだかんだで長く現役生活を続ける選手など、結果は様々である。
早急に判断せず、長い目で見守るようにしたい。

関連項目 Edit