セルフKO

Last-modified: 2019-11-22 (金) 10:01:43

1.斎藤佑樹(日本ハム)が2018年4月7日の対ロッテ戦(東京ドーム)でやらかしたピッチング。ノーヒットノーコンとも。
2.藤浪晋太郎(阪神)が2019年8月1日の対中日戦(ナゴヤドーム)でやらかしたピッチング。

1の概要 Edit

シーズン初登板初先発だった斎藤は序盤から大量援護に恵まれたにも関わらずチームに水を差すピリッとしないピッチングで3回2/3で降板。その内容たるや無安打に抑えていたもののわずか3回2/3で8四死球*1も与えるという怪投を見せた。しかし降板するまで1失点と、幸運な結果オーライ以外の何ものでもない内容からその後二軍落ちを命じられた。

とは言うものの近年の斎藤の出来からすれば爆発炎上せずに1失点で済んでるだけまだマシな部類と言えた。*2

2の概要 Edit

藤浪は元々制球力が課題の投手だが故障の後遺症などもあって2016年以降はさらに悪化した。2019年はますます酷くなりオープン戦の段階から酷く3/12の試合後、本人の志願により無期限二軍降格した。シーズン唯一の一軍登板となった8月1日の中日戦。案の定、阪神ファンの不安は的中し4回1/3で四球6、死球2と大暴れして降板。しかも2つの死球はともに木下拓哉へのものであり、対戦4打席で3死球という結果になり「木下に恨みでもあるのか」などと言われた*3。特に1回などは対戦した右打者全員に四球を与えるという野球を超越した何かを披露。中日打撃陣の腰が引けてしまったため*4*5、なぜか自責点はたったの1で済んだが、試合後再び2軍行きが決定した。なお試合は勝利

関連項目 Edit


*1 一試合に換算すれば19~20個ペースという非常識な数字になる。なお一人の投手による一試合最多与四死球は1994年7月1日の近鉄西武戦で完投勝利を挙げた近鉄・野茂英雄が記録した16である。
*2 次の登板だった6月12日の阪神戦は4イニングで5四死球に減ったが高山俊に今季初本塁打を献上するなどして開幕から超絶貧打に喘いだ阪神打線相手に7失点(自責点は6)と大炎上してしまった。
*3 なおオープン戦での残る1打席も四球。
*4 中日先発のエンニー・ロメロ(左投右打)がバントのサインを出された際、ベースから一番遠いところに立った上にモーションに入るとさらに2,3歩後退しまともにバントもできなかったGIFが有名。
*5 試合後、与田剛監督は「恐怖心をぬぐい去るのは難しい」、村上打撃コーチは「あれだけ当てられると、選手に『勇気を持って死ぬ覚悟でいけ』とはいえない」と話した。