免疫チェックポイント阻害剤について
提携病院:湘南メディカル記念病院で行えるがん検診
がん治療は、検査による早期発見での治療が求められます。
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当院では自身の血液を採取してリンパ球を活性化し治療を行う副作用が少ないがん療法を行っています。
「ニボルマブ(抗PD-1抗体)とイピリムマブ(抗CTLA-4抗体)には重篤な副作用が報告されています。これら副作用を小さく、かつ早期発見するために、当院では独自の少量投与法と事前採血検査を毎回行っていますが、万が一、副作用が発現した場合、当院では治療できません。紹介状を作成の上、他院へ紹介し、治療という形になります。以上の事項をすべてご同意・ご承諾いただいた方のみの治療となりますので、予めご了承ください。」
副作用発現時の対応につきまして:
ニボルマブ(抗PD-1抗体)とイピリムマブ(抗CTLA-4抗体) の副作用で重篤なのは間質性肺炎です。採血検査でKL-6高値例は、湘南メディカル記念病院で即CTを撮って、すりガラス陰影を確認し、他院に紹介します。副腎不全、甲状腺機能亢進低下は毎回の採血検査と紹介状で早期対応します。大腸炎については湘南メディカル記念病院の消化器内科専門医である春山先生にコンサルトし、必要あれば、大腸ファイバーをして診断・治療していただきます。その他、肝機能、腎機能、貧血、糖尿病を毎回採血検査で数値を診ていきます。
免疫治療なら湘南メディカルクリニックへご相談ください。
当院におけるニボルマブ(抗PD-1抗体)・イピリムマブ(抗CTLA-4抗体)副作用発現頻度
副作用 | 当院統計 | 小野薬品統計 |
---|---|---|
間質性肺炎 | 3/300例(1%) | 247/8077例(3%) |
肝機能障害 | 10/300例(3.3%) | 116/8077例(1.4%) |
甲状腺機能低下症 | 3/300例(1%) | 212/8077例(2.6%) |
甲状腺機能亢進症 | 1/300例(0.3%) | 106/8077例(1.3%) |
副腎機能不全 | 3/300例(1%) | 13/8077例(0.1%) |
大腸炎 | 5/300例(1.6%) | 21/8077例(0.2%) |
下痢 | - | 167/8077例(2%) |
発疹 | 5/300例(1.6%) | 118/8077例(1.4%) |
しびれ | 1/300例(0.3%) | 0/8077例(0%) |
むくみ | 1/300例(0.3%) | 0/8077例(0%) |
※小野薬品の8077症例とほぼ同等。
がん免疫療法(治療)の 湘南メディカルクリニック