JAPAN SPORTより
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、新型コロナウイルスによる肺炎を「COVID―19」と名付けたと発表がありました。
英語表記を略された、「コロナウイルス病」の「COVID(コビッド)」と、感染が報告された2019年を組み合わせて命名されたそうです。
2019年の末から流行しましたが、個人的には2020年を代表する問題なので2020年の組み合わせでも良かったのでは?っと思いました。
それはさておき、テドロス氏は、FAO(国連食糧農業機関)などとの合意に基づいて、風評被害などを避けるため地名、動物名、人名、組織名などを盛り込むことはしなかったと説明されていました。
一部メディアはこれまで、被害が最も深刻な中国湖北省武漢市の名を冠して「武漢ウイルス」などと報じられていました。
テドロス事務局長は11日、「COVID-19」と名付けた理由について、特定の地名や動物の名前は避けることで、偏見や不正確な印象を持たれないようにしたと説明されました。
確かに現時点でも偏見を持つ人も多いので「COVID-19」という名には納得できます。
また、テドロス事務局長は、最初のワクチンについて「準備には18カ月かかるだろう」と発言していました。
現代の進歩した医療の力を持っても約1年半かかってしまいます。
そんな我々は「利用できる武器を使い、ウイルスと戦わなければならない」
「中国人や中国からの帰国者と、接点を持たない感染者も発生している。すでに、日本も相当レベルに流行しています」
大規模感染が起こっている中国では、3月に南京で開催予定だった「世界室内陸上選手権」が2021年に延期されるなど、スポーツイベントの中止、延期されました。
五輪どう?
日本でもこのまま感染が拡大していけば、今夏の東京五輪の開催に影響が出る可能性も高いかもしれません。
今のところは東京五輪は開催されると思われますが、さらに拡大すると中止や延期をせざるを得ないです。
「『SARS(重症急性呼吸器症候群)』は、終息するのに8カ月かかりました。
過去の例から考えると、新型コロナウイルスの感染がおさまるのは、8から9月くらいになります。
しかし、SARSを上回っているCOVID-19はさらに感染が治るのに時間がかかりそうです。
東京五輪は開催してほしいですが、選手たちもピークが過ぎたなんて時期に、五輪に出場しても満足のいくパフォーマンスができるのでしょうか?
東京五輪は、一部では失敗に終わると予想されていますが、予想通りの展開になってしまいそうなので不安が隠しきれません。
COVID-19などの感染拡大は誰も予想できなかったと思います。その他にも東京五輪を開催するにあたって問題点が沢山ありました。
それに加えてCOVID-19の感染拡大で東京五輪を感染する人は減り「経済効果」は満足のいくものになるのでしょうか。
もし、選手のことや国民の事を考えるなら東京五輪開催を考え直すべきです。
参考
https://sp.fnn.jp/posts/00431981CX/202002120618_CX_CX