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【Vamos!! FC東京】FC東京、ACL初戦はドロー ディエゴ弾で先制もオウンゴールで勝ち点1獲得にとどまる2020年2月12日 紙面から
◇ACL1次リーグ FC東京1-1蔚山【蔚山(韓国)馬場康平】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグF組のFC東京は11日、当地で蔚山と1-1で引き分けた。後半19分にFWディエゴオリベイラ(29)の左足シュートで先制したが、同37分にオウンゴールを献上した。第2戦は18日、ホーム・味スタでパース(オーストラリア)と対戦する。日本勢は12日、同G組の神戸がホームでジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と、同H組の横浜Mが敵地で全北(韓国)と顔を合わせる。 (時間は非公式) 青赤軍団は4年ぶり3度目のACLへの船出となる一戦で、敵地から勝ち点1を持ち帰ることに成功した。 ブラジル人3トップの連係から先制に成功し、4-3-3の新布陣もまずまず機能と前向きな要素も多く、長谷川監督も「勝てなかったことは悔しいが、敵地での勝ち点1は悪くない結果」と及第点を与えた。 0-0のまま折り返した膠着(こうちゃく)した試合を動かしたのは、今季新たに最前線に結成された魅惑のトリオだった。
後半19分にFWアダイウトンが体の強さを生かして頭でボールを落とす。それをFWレアンドロが受けると、ディエゴオリベイラが呼応するようにギアを上げてゴール左のスペースへと走り込んだ。そこへ「彼(オリベイラ)の動きだしはイメージできていた」(レアンドロ)と鮮やかなスルーパスが通った。 左足で逆サイドを狙ったシュートは相手GKの股間を抜けてゴール右へ吸い込まれ、頼れるエースは「本当にいいパスだったよ。確かに3人で奪った得点かもしれないけど、あれは全員で奪ったゴールだね」と胸を張った。 しかし、この1点を守りきることはできなかった。同37分に警戒していたセットプレーからオウンゴールで失点し、1-1で試合終了の笛を聞いた。 長谷川監督は「それでも、こういう戦いによって成長できる。一つ前進できた。引き分けに満足することなく次は勝ち点3を取れるようにしたい」と手応えたっぷりに語った。
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