キンコーズの自動製本コピー機について
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※こちらは 2014年3月の情報ですが2015年8月にも実地でコピー本の製作してまいりました
現時点で大きな変更点は無い様子です
キンコーズさんの自動製本コピー機を使ってみました そこで
これから使ってみたい人が不安や疑問に思うんじゃないかなという点を考えならがまとめてみました
のちほど加筆などもするかもしれません
■手順
<1>キンコーズさんの受付で<セルフ自動製本コピー機械>を申請します
http://www.kinkos.co.jp/office/selfcopy.html
<2>順番待ちがあれば待ちます。順番がくると番号札を渡され該当のコピー機を案内されます
・キンコーズ店員さんから事前に特に使い方の説明はありません!ですが
・コピー機には写真入りでわかりやすい2P程度の説明書が備え付けてあります!
(わからない時はどういう風にしたいのか説明すれば店員さんが適切な設定にしてくださります)
・説明書は3種類ほどあり、USBから出力する方法、中綴じ製本する方法などそれぞれ簡潔です!
・それら説明書をざっと読むだけでわかりますが
あらかじめ↓の実践された方の動画を見ておくとわかりやすいかと!
<3>B5の本を作る場合、B5の原稿の束を1ページ目を先頭に重ねた状態で読み取りにセット
サイズはコピー機が察してくれるので簡単な設定&スタートボタンと部数を指定すれば
あとは20ページ程度の本なら数十秒に1冊というスピードで綺麗に中綴じ製本された本が
がんがん自働で取り出し口から出てきます!すごいはやい!
※刷り部数を設定しておくだけで 原稿スキャンは1度だけで大丈夫です!
・さきほどの動画は本文と表紙の紙は同じものの場合ですが、表紙の紙替えは可能です。
・その場合は本文コピー&製本前に先に表紙だけ刷る手順か、もしくは、持ち込みで用意します。
詳しくは↓■表紙の紙変えをする場合で
<4>印刷が終わったら最初に渡された番号札をもって受付かレジに寄れば
使用分だけ請求されますのでお支払いで!クレカ払いも可能!
事前に会員登録しておくとメルマガからもらえるクーポンでセルフコピーは約半額に!
■表紙の紙変えをする場合
・本文と表紙の紙を違うものにしたい場合は、表紙の束を手差しトレーにセットするだけでOK
なのであらかじめ刷ってある表紙の持ち込みが可能
(私はグラフィック
http://www.graphic.jp/さんであらかじめ刷った
< B4カード(オンデマンド) / 表面カラー/裏面モノクロ / ペルーラ スノーホワイト180kg
<B4チラシ・フライヤー(オフセット) / 表面カラー/裏面カラー / 両更クラフト86kg
などを表紙用に持ち込んだことがあります、どちらも問題なく製本できました)
・手差しトレーは一枚一枚づつではなくいくらか紙束をまとめて置けるようになってますが
B4正寸両面印刷したクラフト紙の表紙を50枚づつくらい置けました
・あらかじめ受付でキンコーズさんの常備の特殊紙(色上質紙など各種)を購入し
一度表紙を印刷してからあらためて手差しトレーにセットして本文の刷りと製本という手順も可能
・ある程度厚さのある表紙も調節すれば可能と書いてあるのですが
レザックやマーメイドなどのごっつく厚い紙は不可と記載されてましたので特殊紙を持ち込みたい場合は
事前に使えるか問合せするといいかも クラフト紙90kgなどは特に何も設定しなくても大丈夫でした
■個人的な雑感
USBのデータから直接原稿を読み取って出力からの直接の製本はできないのが残念です。
一度データから紙に出力して その紙原稿を読み取り機に通す必要があるので
印刷再現もそれなりです。ある程度のかすれやつぶれは仕方が無いです。
印刷の美しさでなら やはりセブンイレブンのコピー機のほうが美しいです。
セブンのコピー機はUSBから直接小冊子出力(中綴じ機能まであればいいのに!)できますし
ただキンコーズさんのは自動で大変美しく早く中綴じ製本してくれるのでまじで便利です。
私の場合はあらかじめその印刷精度の差を聞いてましたので、先にセブンイレブンのコピー機で
USBのデータから出力した紙原稿を読み取り機セット用の原本として持ち込みました。
■原稿について
実践動画でおわかりいただけるように、ページ順にならべた原稿束を用意するだけなので
あらかじめ手間のかかる面付けをしておく必要はありません
USBデータで完成原稿をPDFで持ち込み、まずセルフ中綴じコピー機械で原稿を紙に出力
その紙原稿を読み取り機へという流れ作業も大丈夫です。
全体のページ数は16Pとか20Pなどの4の倍数が無駄が出なくていいと思います。
表紙と本文が同じコピー紙で、表2と表3に印刷を入れたくない場合は
真っ白な原稿を該当箇所に挟めばOK
1冊あたりのページ数の最大上限は不明ですが、キンコーズの中綴じ製本の留めは
普通のステープラーの芯とあまり差が無いように見えましたので
一般的によく聞く、中綴じの限度の32Pまでくらいが目安なのではと思いますが
表紙の厚さなどでも変わると思うので、詳しくは問い合わせてみて下さい。
あとコンビニコピーをお使いの方はおなじみかと思いますが、
こちらのコピー機も紙の4辺に印刷が出来ない部分=白い縁ができますので、
漫画のタチキリ原稿や台詞が端っこにある場合は特に気をつけて下さい。
気になる方は断裁サービスもあるので併用するといいと思います。
特に店員さんを呼ぶようなことも無かったのでセルフで行う場合は
原稿の内容を見られることはあまりないと思います。
■金額
モノクロのみなら基本9円 クーポン使えば半額の5円
会員登録するとクーポンが毎月貰えます
http://www.kinkos.co.jp/news/coupon.html
中綴じや持込表紙の有無で金額は変わりません 例えば自動製本コピー機のみの利用で
B5サイズ(印刷範囲はB4両面)/ 表紙(印刷済み)持込み / 全20ページ(本文16ページ) /
以上の仕様なら
例えば100部で8000円 クーポン使えば4000円
刷り時間は 全くコピー機の使い方を知らない状態で 説明書を見ながらでも
50部完成するまで くらいなら約10分弱程度
■諸注意
自動製本コピー機は全店に導入されているそうですが
イベント当日の朝は当然混むため新宿駅など主要駅近郊のキンコーズを選ぶなら
1時間待ち(先日はHARUコミは朝7時についたものの1時間半待ちました。
コミケ前日~当日はもっと並ぶと思われます)などの可能性もあるのであらかじめ注意です。
もちろん前の人の刷る量(部数・ページ数)によって待ち時間はぐっと↑↓変わるはずなので
ちょっと都内から離れたキンコーズに入ったほうが結果的にすいてて早いかと思います。
大イベント前日や当日の朝は混み合う可能性があり入場時間に間に合うかどうか博打に
ならないよう余裕をもってがんばってください!
あと、一度使ったコピー機は、次に使うまでに何分かクールダウンさせる様子なので
待ち人が沢山いるのに誰も使ってないコピー機械があったらクールダウンしてるだけで
予約中と思ったほうがいいです。
ちなみに順番待ちをしていると見かけるのですが何十冊も同じコピー誌を印刷するのにあたって
その都度 同じ原稿を1部づつ毎回 読み取らせている方(!)が極稀にいらっしゃるのですが
<部数を設定すれば>原稿をスキャンさせるのは 一度だけで大丈夫です!あとは紙切れ・詰りなど
なければ折り製本まで何十部でも自働で生産されるようになっていますので
原稿スキャンを何度もする必要はありません!
基本的にセルフサービスですが、普通に使用していても
ときどきエラーや紙詰まりなどトラブルが発生する場合があります。
店員さんにどういうふうにしたいのか質問すれば代りに適切な設定をしてくださります。
どの店員さんも親切に対応くださるので、マニュアルを見てもわからない時は即店員さんにお願いするとよいです!
■おすすめ
あらかじめ 自宅プリントや セブンイレブン コピー機など USBやデータからの
印刷出力が綺麗な印刷機で原本となる B5原稿をバラでプリントアウトしておく→
キンコーズのセルフコピー機へ持ち込むが手早く綺麗でお勧めです。
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